りょう太改めナン君は、茨城から少し離れた新潟のT様の家族になりました
6月15日に子犬5頭を茨城県動物指導センターから引き出しました。
「6/15センター引出しワンズ 」>>>
りょう太はその中の1匹。車に乗せる時に一番嫌がって、30分かかってやっと搬送用ケージに入りました。
とっても怖かったんですね。
その後もケージの中や部屋の隅っこで丸くなって一日を過ごしていました。
初めてカリフォルニアドッグ犬猫里親会に参加した時の様子。
外へ出るのが怖くて部屋の壁に隠れていました。
里親会に出た意味がありませんね(笑)
そんな人慣れ不十分なりょう太を、新潟からT様がお目に留めて下さり、メールや電話でのやり取りをして、そのままのりょう太を迎えて下さる事になりました。
以下奥様とのやり取りメールです(ご本人の許可を頂いて抜粋しています)
《お宅に連れて行く前》
*「せっかく慣れてきたところでまた環境が変わって…少なからずストレスがあると思うので、我が家にも早く慣れて、自分の居場所だと感じてくれるように、じっくりゆっくり接していきたいと思います。」
《トライアル期間中》
*オシッコですが、昨晩はやはりしてくれず一晩して朝、主人が遠くの畑のある道まで散歩に行くとやっとオシッコしてくれたそうです。
・・・いっぱい褒めておやつをあげたのですが食べてくれなかったそうです
*うちに来てから数日たちましたが少しずつ慣れてきてくれているようで今日はどんなことができるようになるかな?と毎日が楽しいです♪
・・・毎日少しずつですが確実に慣れてきているのがわかってとっても嬉しいです。
《譲渡を決めて頂いた時》
*相変わらずトイレは遠くの畑で、今朝はこの雨で旦那は不在、子供を連れて散歩はいけなかったので車で畑まで連れて行ってみました。車から降りてすぐオシッコとウンチをしてくれてなんとかトイレをすませました!こんな日は早く家の近くでトイレできるようになるといいなと思うのですが、いつかはきっとと信じてゆっくり待ちたいと思います。・・・
大変でないと言うと嘘になりますが、1つの命を育てるということは大変であたりまえ、そのぐらいの覚悟は持たないとですよね。
決して無理をなさらない、ナンちゃんから寄って行くまでじっくり待っていて下さるT様ご家族。
ナンちゃんはご家族皆さんの愛情で幸せに暮らしています
上のお嬢さんがナンちゃんをとても可愛がって下さり、ナンちゃんの寝床に一緒に
寝たりしてくれているそうです。散歩も一緒!
(以上、りょう太を預かって下さっていた会員ナナさんより↑)
最初は怖がりすぎで「もしや狂暴かも…!?」疑惑もあったりょう太ですが、
ナナさんのお宅で愛情一杯にお世話して頂き、安心したためか、とても落ち着いた子になりました。
思いがけず遠くへ婿入りすることとなりましたが、
怖がりな性格も時間をかけて受け入れて下さるT様と出会えて、本当に良かったです
同年代の仲間と里親会に出たことも、りょう太の心の成長につながったようです。
センター引き出しからお預かり、里親会への参加、そして新潟までご夫婦で小旅行のお届けまで、
本当に最初から最後まで、りょう太の幸せの為に奔走して下さったナナさんと旦那様に、
心より感謝を申し上げます。
ナナさんは今日も、センターから7匹の子犬を引き出してきて下さいました。
常総市で保護の1匹も入れて、新たに8匹の小さな子犬が里親様を募集することとなります。
預かりボランティア様がいて、
子犬ミルクやフード、ペットシーツ、サークルなどの温かなご支援があってこそ、
こうして少しずつでも命を救って幸せな未来につなげることができます。
1匹の犬猫が幸せをつかむまでに、数え切れないほどたくさんの方々の愛情を受けていることに、
改めて感謝の気持ちで一杯です。
ナン君、みんなからの愛情を胸に、新潟でT様ご家族と幸せにね
(byドラメイ)