2月11日に緊急に保護することになった常総のネグレクト犬は、翌日に動物病院さんにてフィラリア検査や便検査をし、ワクチンは痩せすぎてできなかったので後日とし、預かりボランティアのさとこさん宅に移動しました。
保護したばかりの夜
18日に、この子のことをずっと心配されていたご近所の皆様が、ほんとうに喜ばれて
でもフィラリア症が重く、心配です。
さとこさんより医療ご報告の転載:
①来客など、誰にでも尻尾をブンブン振り回して愛想を振りまいていたのですが、2/13午後くらいから元気がないように見えました。
②同じく2/13午後くらいから、土浦シェルターの福ちゃんのようなゼーゼーした呼吸が見られました。
その後オエッと軽い嗚咽も見られ、尻尾も下げて、少しブルブル震え(寒さから?)、お座りして体を休めようとしているようにも見えました。
主に我々が近づいて喜びながら興奮したとき、散歩の前半などに見られました。
③同時期から食欲がなくなり、朝も夕方も少し残し、お腹がすいたら完食するような感じです。
○2/12朝にドロンタール服用。(朝ごはんに混ぜました。この頃はごはんを持っていくとガツガツ食べていました。)
○散歩は、朝と夕方それぞれ20分程度。物怖じすることも走ることもなく、タッタッタッととても上手です。
さとこさんが病院さんに搬送くださいました。
肝臓や腎臓だけでなく、心臓にも疑いがあるとのことで、レントゲン+血液検査を行いました。
【検査結果】
○心不全→フィラリア症による右心拡張
(標準よりかなり大きいサイズでした)
○肝臓障害→大きくなった心臓が影響のようです
その他
○白血球数値の異常
○貧血
も見られました。
【処方薬】
○フォルテコール(心臓薬)
○フロセミド(利尿剤)
どちらも14日分処方。
さとこさんが薬が切れたら様子を見せに行ってくださいます。
「移動中も、病院でも、とてもいい子でした。診療後、待ち合い室で一度ゼーゼーがあり、たまたま先生も聞いておられました」とのこと。
どうか良くなりますように。
どうか助かりますように。
これからもっともっと嬉しいこと楽しいことたくさんあるんだから。
by おかめ