CAPINでは、つくば市の地域猫エリアで、
2010年から飼い主の不明な猫を手術して管理しています(TNR)。
これまでに手術した猫は150匹以上にのぼります。
具合の悪い猫はシェルターで保護、また子猫を中心に里親譲渡も行っております。
地域猫活動は3つのエリアに分かれており、
それぞれの場所にフード供給スポットが10個前後あります。
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つくニャンIエリアのぐれママが、虹の橋を渡りました。
朝8時過ぎに到着すると、普段1番コンテナにいる居るはずのない
まーぶるちゃんと、もか君が1番に居ました。
そこで食事を与え、いつもと違う様子が気になりつつ、2番コンテナへ移動。
そして2番コンテナには前日のご飯がそのまま残り
誰も入った様子がありません。
いるはずのまみちゃんも、ぐれママも姿を見せなかったので
とりあえずコンテナの中へフードを入れ、次のコンテナへ移動しようと歩きだした時。
通路沿いにある粗大ゴミ置き場。
その脇にある植え込みの影にふと目をやると
そこにぐれママが居ました。
通りを歩いていても植え込みや、ゴミ置き場の柵、木の幹などに
視界を遮られ、一瞬しか視界に入らないような場所
その場所に、本当に偶然目が行ったのです。
死後、何日か経過しているようでした。
ぐれママが教えてくれたのかな。
ごめんね、すぐに見つけてあげられなくて。
連絡を受けたジャスミンさんと、グループLINEを見た
学生ボランティアのユキさんが、駆けつけて来てくれるまでの間
ぐれママが好きだったご飯とちゅ~るをあげながら
そんな事を思いました。
ユキさんが、ぐれママの為に綺麗な椿の花を摘んで来てくれたので
そのお花で囲んで虹の橋へ送り出しました。
大人しく怖がりだった、ぐれママ。
初めて撫でた彼女の、ふわふわとした手触りに
哀しさより強く感じたのは愛おしさでした。
ぐれママの死因はわかりません。
病死なのか、事故なのか。
他の猫たちの様子が、いつもと違うのも気になります。
もか君、まーぶるちゃんのコンテナ移動に加え
ぐれママと仲の良かったまみちゃんの姿も見えません。
ジャスミンさんと探しましたが見つかりませんでした。
心配です。
継続して見守ります。
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2010年から始まった、つくニャン。
そこに住む猫たちも高齢化が進んで来ており
夏の暑さ、冬の寒さなどから体調を崩しやすくなって来ています。
HOエリアの猫2匹も体調を崩し、現在入院治療中です。
(※HOエリアの猫たちの件は後日、記事をUPいたします)
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そしてこの日、もう1つの問題が。
まみちゃん捜索の合間に、見かけない猫ちゃんが
大きな声で鳴いているのを発見。
生後半年ほどの子。
どうやら捨てられたようです。
とてもお腹を空かせていて、食事を与えるとアッという間に平らげました。
放置すると、どこへ移動してしまうか分からないし
避妊・去勢しなければ、すぐに増えてしまうため
急遽用意した捕獲機で、ジャスミンさんが捕獲しました。
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ぐれママは怖がりで内気でしたが、その分とても優しい猫でした。
仲良しのまみちゃんと日向ぼっこしていた姿
もう見られないのは、たまらなく寂しいですが
ぐれママが、まみちゃん達と過ごした時間は楽しく
とても幸せなものだったのではないかと思います。
彼女は、飼い主こそいませんでしたが野良猫ではありません。
つくニャンを見守ってくださる皆様と私たちに、たくさん愛された地域猫でした。
今まで可愛い姿で皆を癒してくれて、ありがとう。
一緒に過ごせて楽しかった。
あなたと出会えて良かったです。
(by ジャスミン&ぷう)
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皆様にお願いいたします。
いま現在、つくニャンでは医療費などが不足しております。
地域猫として暮らす猫たちの為に
つくニャン基金へのご寄付をお願いいたします。
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シェルターボラさん 常時募集中