常総シェルターの野犬No.13のB作が一昨日から元気なく食べないので、まゆちゃんと一緒に何とかケージに入れて、水海道アニマルクリニックさんに緊急搬送しました。
野犬B作、何としても車に乗らず、初めてのケージインにも必死に抵抗。オシッコうんち漏らしてしまいました。
こうして抱っこやカラーや診察に慣れていくことも譲渡に向けて大切です。
ネパールの野犬に狂犬病ワクチンを打ったり、傷ついた野鳥を引き取って治療をするなど、すべてボランティアでされてきた獣医さんです。CAPIN の大学地域猫の手術でも、きたろうを始め、多数がお世話になりました。
サークル式捕獲器。
部屋のような広さがあります。
クマが昨年これで入り、つかまりました!
クマ
(今はみよちゃん宅で可愛がられています。)
先週の15日にセンターにサークル式捕獲器をシェルター前に設置して頂きました。
いざ野犬が檻に入っても、その子を小さな檻に入れるには鎮静剤を使うしかなく、その注射をしなければならず、笠間から二時間かけて来ていただくうちに、犬はあっという間に柵を乗り越えて逃げてしまいそうです。
すぐに駆けつけて吹き矢で眠らせて下さる獣医さんがいないものか、と探していました。
こちらのクリニックにご相談したら、さすが、そうした、野犬に注射する道具をお持ちでした。
物干し竿のような棒の先に、注射器を付けて、檻のなかの離れた動物に、針を刺して、注射できるようになっていました。
さすが。
五十嵐先生は穏やかでやさしい女性ですが、慣れない狂暴な犬猫を笑顔でちゃちゃっと扱われます。
私たちボランティアにはこうした獣医さんがとても大きな存在です。
保護活動が盛んな地域には、必ず志高い協力獣医さんがおられます。
五十嵐先生はおっしゃいます。
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ネパールの野犬たちはみないい子よ、
顔が笑ってるの、
攻撃もなく、ただ、ごはんくれるかな、と遠巻きに見てるだけ、
怖がりなだけよ。
人間にいじめられたりの経験がないから。
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byおかめ
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保護活動が盛んな地域には、必ず協力獣医がいる
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