稲垣動物病院から先生方が野良猫の集団手術に来てくださる木曜日。ご夫妻で手際よく執刀。
毎回40から50匹。月に2回。
スタートしてから、一年が経過し、野良猫1000匹くらいの避妊去勢を行ってきたことになります。
この頃は予約がすぐに埋まり、月に2回を3回に増やすほどになりました。
さまざまなご相談に対応し、今日は私も音楽青年のお宅から、メス5匹をシェルターに運び込みました。不幸な子猫が生まれないように。頂いた支援物資を仕分けするよっちゃんたち。
たまった洗濯物を洗ってくれているかみちゃん。
また大根の酢漬けをたくさんもってきてくれました。圭さんたちがスタッフとして受付や猫のケージ準備に勤しみます。
それから、常総シェルターに移動します。ヨリとニコと散歩。
ニコは人にも慣れており、里親募集しています。
サブお待たせ。
かいちゃんとサブが2頭引きで出かけます。
ラピュタカーブした道に、綱が張られました。
実は、先日の雨の夕方に、タイヤが横滑りして崖に落ちかけ、大家さんからトラクターで引っ張って頂いたのです。
後ろから引かれたときにハンドルさばきを間違えますます崖に落ちました。
今度はさらに大きなトラクターで、前から引っ張っられ、ようやく脱出したのでした。
あれからすぐ砂利をしいて下さいました。トラクターの威力のありがたさがよくわかりました。
あのときは、メール相談によりCAPIN で引き取りをした被災子猫が、首に怪我をおっており、うじがわいていて、すでに衰弱が激しく、入院先で亡くなり、亡骸を乗せていました。まだ500gしかない離乳したばかりの子猫でした。
常総から来たから常総のどこかに埋めてあげようと。
依頼者さんに、そのことをご報告をし、一目会ってあげてほしいと伝えましたが、会わなくて構わないから、処分してほしいとのことでした。その子猫を乗せていました。
また、常総でつかまえ、手術がおわり、風邪の療養が終わった白黒猫も、リリースのつもりで車に積んでいました。
野犬の多発地帯にリリースしなければならない辛さがありました。冬を越せないかもと。
死んだ子猫と、これから死ぬ猫を積んだ車。
数日前に、紫の四角い自分の入る骨壺を地下墓所に買いにいく夢をみて、半分死んだような、
さらにブリーダーの小屋に悲惨な犬たちを見たばかりで、ますます深く、死んだような、ミイラのような運転手が、乗っている車。
これを雨のなか、トマトづくりの牛飼いのおじさんたちが、泥んこになり、引っ張って助けてくれました。
2匹とも、つくばに連れ帰りました。
子猫は近くに埋葬するために。
白黒は譲渡に切り換えるために。
By おかめ
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木曜日のふたつのシェルター
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