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Channel: CAPIN(キャピン)公式活動報告
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ある犬猫ボランティアの一日

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迷子になって歩いていたところをつかまり、常総市から動物指導センターに入り、12月に引き出したピットブルひかりちゃん。

あのときは、ガリガリでした。

飼い主さんがみつかり、戻したあと、高齢のお一人暮らしだったので、どうしたか心配で、訪ねて様子を見に行くと、とても元気でやっていました😆🎵🎵





しだれ桜がきれいなところに住んでいるひかりちゃん、きれいなお水もたくさんあり、ご家族に見守られ、お世話されています。肉付きもよいです。





シェルターの朝犬散歩。



狂犬病ワクチンの接種日で、センターから職員さん3人が来られ、預かり先からクマやサブも集結。

お尻にプスプス、注射をお願いしました。
かい、むつ、アンドゥ、サブ、クマ、ダイヤ、なな、B作、いつみ、いちご。
全部で10匹でした。



それから運送会社に出向き、福島のおばあさんにチャコの目薬や皮膚病の薬浴のためのお薬を送りました。

福島に行く人がみつからず、次回はまだ先になってしまいますので、まずは薬だけ送ることになりました。


ゴム手袋やタオルやビーカーもつけて送り、使い方を説明。あちらで動く人によく説明をし、託します。


うべさんこのかちゃんが夕方のシェルターに入って下さることになり、ありがたく、筑西市に移動しました。

月に一度の薬とフードの見守り。一人では行かれない場所ですので、甘栗さんが同行下さいました。
関わった5匹のうち、2匹がすでに亡くなっています。

つけまつげ。
そして、メハイモまで。

下半身に無数の切り傷を受けたメハイモ、なぜ?悲鳴のような電話があり、すぐ病院へ連れていくよう話し、飼い主さんが病院に運んだときは病院は休診、次の日にかかったときはすでに出遅れ、皮膚の洗浄をしてもらい、帰り道に衰弱、また病院に戻ったときには虫の息だったそうで、すぐに亡くなったそうです。


自転車のかごに載せて、必死に病院に運んだ飼い主さんの気持ちを思うと、やりきれません。

メハイモの死について、病院に電話をして初めて知りました。

支払いは近くのおきくさんが速やかに済ませてくださり、病院に情況を聞くと、メハイモの体には、有刺鉄線を巻きつけられて這い出したらこのようになるだろうという、無数の1、2センチの傷がびっしりだったそうです。

メハイモが亡くなってから初めて行きました。


どうしたら、人も動物もここから脱出させられるのだろうか。たまに散歩に連れ出し、犬の首の傷や痩せ具合をチェックし、薬と餌を届け、飼い主さんに何かその場の空腹を紛らわせるくらいの支援しかできず、何も出来ないまま、暗い表情のオナシとなっちゃんを残して、また帰るしかありません。


23を散歩に連れ出していたら、近くの方から子猫の相談を受けました。倉庫で、野良から産まれてしまい、母猫が飼育放棄をした目の開かない子猫4匹についてです。


ホームセンターに粉ミルクとシリンジやスポイトを
買いに走り、従業員さん4人に、ミルクやりと温めを教え、実際にやって頂きました。
女性たちは、アパートで飼えない、社長に怒られる、無理だ、と。

でも若いお二人が上手で、器用におしっこ出しも出来て、驚きました。



翌日、嬉しいラインが来ました。

「ミルクとかありがとうございました!猫元気ですよ。」
「母猫は避妊しましょうね。費用はかかりませんから。餌をあげても産まれないので安心です。6月になれば捕獲にいきます。」
「わかりました。それまで責任持って育てておきます‼️」

夕方までミルクやりにかかりました。
常総市に戻ってから、甘栗さんと別れ、別の相談に対応するためある町に向かいました。
弁護士さんご夫妻と待ち合わせ、留置場にいる方のアパートに取り残された猫たちをつかまえ、病院に運ぶというタスクでした。

窓から見えた猫さんは、4日も食べていないわりに、元気で安堵しました。

弁護士の奥さまが、猫をつかまえるのが上手で、助かりました。

2匹を病院に運び込んだのが8時過ぎ、それから帰宅して自宅猫を始めました。

一日でいったい何匹の犬猫に関わったのだろう。

朝から晩まで、犬猫にまみれて疲労し、自分が生きているか死んでいるか分からないような、必死な毎日です。
早く終わりたいものです。


byおかめ



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