センター引き出し、常総ボビー
センター引き出し、鹿行ピノ
朝の土浦シェルター
ビニールカーテンを目一杯上げて、風を通します。
この赤い持ち手をぐるぐる回すと、巻き上がります。外巻きにしないと壊れるので気をつけて!
朝の6時、陽射しはすでに強いです。
水を張った田んぼの美しさに見とれて歩きます。
ねえ、ラッキー、きれいだねー
ラッキーは千葉県からやって来た、飼い主放棄の犬。
センター引き出し常総トミー
センター引き出し常総マイ。
常総の子たち、土浦でたくさん助けてきました。ボランティアの皆さんのお陰です。水害以降、頑張りました。
ずっと通って来てくださるたまさん、あさいろのくもさん。
人手がないとき、5匹だけ手伝い、急いで筑波山を離れ、小貝川、八間堀、鬼怒川を渡り、常総のシェルターへ向かいます。
田んぼの向こうのあさいろのくもさん。いつも、ありがたいです。またねー
常総のシェルターは、水と緑の豊かな場所にあります。
野犬を減らす取り組みをしています。
つかまえた野犬を慣らしていくために、毎日のお世話では脱走させないこと、怖がらせないことにとても気を遣います。
水を汲むのがたいへん。
昨年、6本指の子犬たちが発見されたので、ダイオキシンにより井戸水が汚染されている可能性が高いと思うので。
ダイオキシンは、プラスチックを燃やすと出ます。
近くにボンボン燃える焼却炉がいくつかあり、不法投棄もあり、ハエの大量発生もあり、野犬問題だけでなく自然環境を守るために解決しなければならない問題がここには横たわっています。
はえとり紙をとこさんがご寄付下さいました。
昨日からまたハエが増えたようです。
床をゴシゴシ
犬がすぐに掘って、砂や石を散らかしてしまうのですが、プロメテウスのようにまた掃き掃除を繰り返します。
夏場は、地面が見えた方が犬も腹を冷やせるし、排泄もしやすくて犬も楽だから。
コンパネ床には、排泄しやすいように、新聞など少し敷いたりもします。
夕方のシェルターには、てっちゃん。
力の強い犬たちを散歩させて下さるコペンさん。
たくさんの皆さんで苦労をシェアして頂けるとありがたいです。
まだまだ怖がりな犬たちです。
でも、日々の変化もまた楽しみです。
水が豊か
きれいにしたい
犬たちといつも土手を下り、川の縁でゆっくりします。
サブは跳ね上がる魚をピョイと口で捉えて釣りをする。散歩の帰り道には魚をくわえています。
麦秋の爽やかな季節、ますます保護犬たちへの愛情が湧いてきます。愛しくてなりません。
ボランティアの皆さんも、目を細めて、可愛い可愛いとおっしゃいます。
健康、やすらぎ、慈しみ、犬のためと思っても、却ってたくさんのものをこちらが受けとる日々です。
by おかめ