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Channel: CAPIN(キャピン)公式活動報告
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茨城県へのお願い  生かすにはミルク、ワクチン必須 犬猫救済の輪さんより

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犬猫救済の輪さんが茨城県動物指導センターからたくさんの子猫たちを引き出してくださっています。

他県の団体さんがこうして茨城県の犬猫たちの命の救済に手を差し伸べて下さることに、心からの敬意と感謝を捧げます。

またそのご苦労を思います。
特に子猫はフードと医療が底無しにかかるからです。


代表の結さんからの茨城県へのふたつの要望をシェアさせて頂き、県議会でついた予算6400万円が、ミルクやフードの現物支給や薬やワクチンにも充てられますよう、切に願う次第です。

********************

☆茨城県殺処分ゼロ実現のため、4点、ご提供のお願い

茨城県保健福祉部生活衛生課環境・動物愛護 
課長様 課長補佐様
茨城県動物指導センター 
センター長様 愛護推進課長様

日頃は大変お世話になっております。

茨城県で殺処分ゼロを目指す条例が施行されましたのを機に、犬猫救済の輪では、譲渡団体として精いっぱいのことをさせていただく所存でございます。
離乳前の子猫につきましては、業務の中で授乳をする手と時間が確保できていないことから、生かすことが困難で、センターの皆様には苦悩続きの日々とお察し致します。ミルク猫の時期はもうしばらくですが、前年までの殺処分から今年度は生かし譲渡に転換していくためには、この先も、次々とその体制を作り上げていかなくてはなりません。なかったものを作りあげる体制づくりのこの1年は、その時々に、必要なことが出てまいります。

つきましては、この数か月を乗り切るために以下の事についてご提供をお願いできたら幸いです。
1)2)3)は、ほぼ、引き取る猫の数だけ必要になることをご理解いただきたいです。
1)ミルク
ネット等で寄付を呼び掛けておりますが、安定的には入手できておりません
2)フード
離乳時・・a/d缶 ロイヤルカナンベビーキャットドライ等
子猫時・・子猫用ウエット・子猫用ドライ等 
3)ワクチン
生後1ヶ月半で1回目ワクチン、その後、2回目3回目と接種します。
4)搬送

犬猫救済の輪だけでも、4月から5月15日現在までのミルク猫のお引き取り数は100頭を超えています。生かすためには、食べさすことと、医療が伴います。特にパルボウィールスから守らなければなりません。本来、センター施設内で保護し育て、一般に譲渡されていくのが良いですが、現状は、生かすシステムができておらず、私たちボランティアはそうなるまでのお手伝いをさせていただいております。
前年度までは、茨城県動物指導センターに収容された命はセンターが生かしていくことが困難という理由で、収容された命はそのまま殺処分されていました。

今期、ボランティアが、殺処分から救うため、その沢山の命を不眠不休で引き受けています。
センターの現場の皆様も、時間的なことやミルク猫の授乳に協力してくださり、改善に向けて一緒に考えてくださっています。

しかし、殺処分をゼロにするための費用は、この殺処分される命の最後の現場に一切与えられていません。
殺すか生かすか、生かせる命を、殺すのではなく生かす努力をするべきですが、
現実に殺処分をなくし生かすために引き取るボランティアは、その全ての経費を自己負担しています。
犬猫救済の輪も、あっという間の100頭の引取り、今週も、30頭程の受け入れを予定しています。来月も再来月も同様に収容されると思われる子猫たちを殺処分から救いたいと思いますが、ワクチンひとつとってもこの莫大な費用をどこから工面できるのか頭を痛めています。
広域に多くの個人・団体ボランティアさんの協力を得て、茨城県動物指導センターの殺処分ゼロを実現するためにも、譲渡までにかかる費用については行政から出していただけますよう切実に希望いたします。


何かと予算のご都合もあろうかと存じます。
ミルクとフード、ワクチンは国のほうの制度で、全国自治体へのフード及びワクチン代が国庫から出るという情報があります。
2008年保健所やセンターに収容された犬と猫の生存の必要経費として、 初めて国の予算が3億5000万円つくことが決定しました。(1月25日に閣議決定)
前年松野頼久議員が厚生労働省や環境省に働きかけたことにより、収容された犬猫は可能なかぎり新しい飼い主に譲渡できるように政策転換が行われました。
それを実際に実行していくためには財政的な裏付けが必要であることから国が収容された 犬猫の3日分のえさ代と、譲渡の際のワクチン接種代について地方交付税措置がとられることになりました。(4月1日より実施)
国としても、譲渡救命に向けてワクチンやフードについてこのような措置をとっていることでもあり、このこともご参照の上、ご検討お願い申し上げます。

搬送につきましては、国の方針でもある広域譲渡を実現する一助として、是非お願いしたいと存じます。搬送さえしていただければ、犬猫をお引き受けできるという団体も新たに出てくる可能性がありますのでよろしくお願い申し上げます。

センターの方とは、少し、電話で話す機会もございますが、一対一の話になりますので、殺処分をゼロにするために関係する部署の担当者様と情報共有や意見交換ができ改善のスピードを上げられますよう関係部署担当者様に同時にお送りさせていただきます。

お返事ややりとりは、堅苦しくなく、意見交換や経過報告のようなかたちでいただけたらと存じます。できましたら、メールでのやりとりを希望いたしますが、お受けいただけますアドレスをお知らせいただけましたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

***************

☆茨城県収容猫にワクチン接種のお願いを致しました


茨城県保健福祉部生活衛生課環境・動物愛護 
課長様 課長補佐様
茨城県動物指導センター 
センター長様 愛護推進課長様

大変お世話になっております。
本日はワクチンについてご相談でございます。

ご存知の通りネコパルボウイルスは致死率も感染力も高く厄介ですが、予防(ワクチン接種)さえしてあれば感染することは稀です。
潜伏期間があるため、発見が遅れがちですが、何よりもワクチン接種が最大の予防であり、本日はそのワクチンについてご提案がございます。
前回のメールでも、ワクチン接種の措置をお願いしているところです。
3)ワクチン 生後1ヶ月半で1回目ワクチン、その後、2回目3回目と接種します。
一刻も早く、センターから出るネコのすべてにワクチン接種することが望ましいと存じます。
パルボウィールス感染は、猫たちと、扱うボランティア個人団体及び譲渡先まで、その痛手は大きすぎますことは明らかです。
一番手前のセンターで、パルボに対しできうる対策をしっかりとることは、最重要課題です。
体重の少ない子猫へのワクチン接種には可否はあろうかと思いますが、経験豊富なボランティアさんやセンターの皆様で、よく検討しながら有効な方法をとれたらと存じます。

これも又、予算のご都合があろうかと思いますが、重要なところに予算がなく改善できないことは残念に思います。殺処分ゼロを目指す条例実現のための必要経費として、関係各所にご調整のほどお願い申し上げます。

元気がないなど特例を除く全頭の猫へのワクチン接種を早急にお願いいたします。
そして、センターで約2週間の隔離を終えた沢山の猫たちを保護室で飼養しながら、受け入れてくださる個人団体さんに引き渡したり、また、センターでも一般譲渡ができるようにしていただけますよう進めていただけませんでしょうか。

ちなみに私どもの病院が不妊去勢手術の協力病院となっている横浜市動物愛護センターでは
譲渡対象の猫は原則、
  ・混合ワクチン接種
  ・猫エイズウイルス、猫白血病ウイルス検査
  ・不妊去勢手術
  ・マイクロチップ装着
   を実施済みです                    


〒210-0834神奈川県川崎市川崎区大島4-23-13 
犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院 
代表 結 昭子

**********************

結さん、本当にありがとうございます。


殺処分ゼロを目指すなら、こうした子猫を全力で助ける体制を整えなくては。

まず命を繋ぐため、ミルクやりができるスタッフを公費で雇用できれば。
県内外の登録団体さんにすみやかに子猫らを搬送できれば。

みんなで協力したら、子猫を生かすことは必ず実現できます。

生かすぞと、決意すれば、可能となります。

決意すれば。

県としては、ゼロ条例を作ったのですから、昨年末にもう決意したのです。


成せばなる、成さねばならぬ何事も、成らぬは人の成さぬなりけり    上杉鷹山


by おかめ


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