第8回定期総会及び講演会開催のお知らせ
新緑の候、皆様方にはますます御健勝のこととお喜び申し上げます。当会の活動への日々のご支援、ご協力に厚くお礼申し上げます。
NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワークは平成23年1月14日NPO法人として承認されてから、このたび第8回目の定期総会を開催することとなりました。
昨年12月28日、茨城県では犬猫殺処分ゼロ条例が施行されました。殺さずに生かすため、県も大きく舵を切ることとなり、3月県議会では動物愛護のため6400万円の予算が下りました。大きな変化を迎えたとはいえ、県内を歩けば未だに放し飼い、遺棄や虐待も多く、不妊去勢手術の徹底やフィラリア投薬はおろか、終生飼養もままならない現状があります。
しかし、皆様の尊い日々の活動のお陰で、徐々にではありますが、動物たちにやさしい、小さな命の痛み・苦しみに配慮した社会が実現しつつあると感じております。
活動が拡大していくと同時に人材の確保や資金不足等、新たな課題を抱えているのが現状です。ぜひとも会員の皆様のお知恵やお力をご提供いただきたいと考えております。
つきましては、下記により定期総会を開催いたしますので、ご多忙中とは存じますが、ぜひともご出席下さいますようお願い申し上げます。
※出欠のご返事はFAXもしくはEメールにて、下記の委任状を6月10日(土)までにご返送下さい。(賛助会員の方にもご参加いただけますが、総会の議決権はございませんのでご了承ください。)
なお、今年の総会では、例年のような講演会ではなく、意思統一のための時間をとりたいと思います。
2008年12月の、私たちの会の成り立ちのきっかけ、これまでの苦難、勝ち取ってきたもの、これまで何をめざしてきたのか、これからは何をめざすのか、意思確認をしたいと考えます。
1.日 時:2017年6月17日(土)
12:10~総会
「CAPINの活動の目的の再確認」
~CAPIN設立からこれまでの歴史、そしてこれから私たちがめざすもの~
閉 会 14:20
2.場 所:つくば二の宮交流センター1F和室(旧二の宮公民館)
3.議 題:
1.2016年度 事業報告・決算報告の承認を求める件について
監査報告
2.2017年度 事業計画(案)審議の件について
3.2017年度 予算(案)審議の件について
4.新理事の承認
5.その他
総会ご挨拶 6月17日
熊本地震でスタートした2016年度、結成から10周年、CAPIN会員は400人を超え、当会で保護譲渡した犬猫は3000匹以上、野良猫のTNR数は4000以上です。昨年末には茨城県で犬猫殺処分ゼロ条例も施行されました。殺す行政から生かす行政へと転換しつつある茨城県で、「殺処分ゼロ」を掲げたのであれば、それをいかに実現していくかが問題です。避妊去勢手術の徹底はもちろん、教育機関を巻き込んで、まさしく全県あげての啓発を進めねばなりません。そして、求められるのは、緊急保護をするための収容保護施設の拡充、そして、幼齢犬猫の授乳保育、人慣れしない犬猫の馴化、負傷犬猫の治療に対し、行政が予算をつけ、スタッフを配置すること。これにより、殺処分は必ずなくせます。皆様の力を結集し、かつて犬処分数8年連続最多であった茨城県で、それを実現させましょう。
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お陰様をもちまして、今年の総会が無事に終わりました。
いのちに向き合う過酷な活動ではありますが、何とか力を尽くし、1匹でも多くの動物を助けていけるようなシステムを作りたく思います。
皆様にはご理解頂き感謝申し上げます。
ますますのご協力をどうかお願い申し上げます。
CAPIN代表 鶴田真子美
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6.17 CAPIN 定期総会ご報告
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