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Channel: CAPIN(キャピン)公式活動報告
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存在をやめた常総野犬シェルター

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小雨の中の犬散歩








犬をつかまえるため捕獲器をかける、

助かります。力持ちのおふたり。
使い方を北村さんに説明。
もちろん八間堀さんは常総野犬捕獲にも関わられてきたからバッチリです。

イチジクとコスモスの咲く、コンクリート敷きの段々畑に。


このあとは、倉庫のゴミ出し。



2台の軽トラに積んでクリーンセンターに二往復。


昼休みにあたり粗大ゴミ担当の職員さんがだれもいなくて、ひとりでソファなど車から下ろすのに、引っ張ってやっとこさ、苦労。

倉庫はかなりスッキリしたけれど、まだまだ。

軽トラを軽く洗い、仕掛けた捕獲器を見に行く。
ついでにラッキー、福の散歩。




そのあとはシエロ捕獲のため犬捕獲器をお寺さんに仕掛けにいきました。まるちびさんのお母様がお寺さんと知り合いで、よくよく頼んで下さった。
ありがとうございます😊

ここでも捕獲器から猫を逃すやり方を職員さんに説明する。
みんなが助けられる人になって。


夕方には常総市に急ぎました。2週間前になかなかつかまらないチビママから子犬が産まれたから、探し続けているのです。以前産み落としていた洞穴にまた潜り、子犬たちを探す計画をたてていました。ところがkさんから聞いたら、3日前に洞穴の上のコンクリートをユンボで割ったと言います。もう、犬が巣穴にしないように。割れ目から子犬がみつかり、一部保護され親戚のもとでミルクを貰っている、と。残りは母犬が連れていった、と。

なぜ子犬がいた段階で、連絡くれなかったのでしょうか。譲渡につなげて野犬をなくすために。犬が育てたらまた増えてしまうわ、と嘆きました。

そうだなあ、でもおたくさんも大変だから。


猫の餌はkさん兄弟がちゃんとやってくれています。先週、猫フードを運んだのも、今回のフード支援も、喜んで下さっていました。


あんたたち、今はセンサーの時代だから、捕獲の方法ももっといろいろあるだろう、ボタンで扉を落とすとか。


なら、作ってくださいよ。





常総市に出来た官民協働の野犬シェルター。
2年前から常総市殺処分ゼロをみんなで実現してきたのです。



地元商工会から支援も受けた。

でもこの夏にシェルターが突然つぶされ、犬は放り出され、会員の自宅とCAPINシェルターに入ることになった。県と市と民間で始めたワーキンググループでやってきたはずであり、勝手に解散はできないはず。まだ野犬問題は解決していないから。
シェルターで犬猫を生かすことをどうしてもやりたくない行政。


生かすシェルターは作らない方針だと今もはっきり県は言うが、それはかつては殺処分が利権であり、犬も猫も殺すことが掟だった時代の話。つい最近までそうだった。だとしても、今日はみなが殺処分ゼロを口にする時代となっているのです。

誰が決めるのだろう。殺すか生かすかを。官僚でなく住民が税の使い方を決めるのです。

地元商工会が常総殺処分ゼロや野犬100頭の保護を喜んでくれ、支援してくださった、そのプレハブ小屋。


使われることも許されないで、ここに放置されたままでいる。

このことは忘れてはならない。商工会にも実情を訴える必要があります。


仮設トイレもここに徒らに存在するばかりです。常総市の税金がこうして無駄に使われているのですよ。仮設トイレのレンタル料。

私たちのやってきた2年半、野犬、水害、殺処分ゼロ、の総括をするためにもワーキンググループの話し合いは必要です。ワーキンググループの開催を求めてきましたが、ずっと先延ばし。話し合いわする段階ではない、常総市の都合で?

前回のワーキングから、8ヶ月が経過しました。


つぶされた常総野犬シェルター。
忘れてはならない、この2年半。


kさん宅を出て、また移動。

常総のある猫屋敷の未手術猫の数を確認しました。次回集団手術の予約を入れます。




TNR相談が次々にあり現場に行き保護しリリース。

つかまえられるだけ、洗濯ネットに入れておいてね。
約束して猫屋敷を後にしました。

あとは時間との競争。まだまだミッションがあります。
常総水害でブラジルに帰国されたご家族が放棄された犬ゆりちゃん、預かり様が別の保護犬を抱えてしまわれ、さらに入院されたのでこれ以上ゆりちゃんのお預かりは無理、とのご連絡があり、そのお迎えがあったのです。

慌てて迎えにいくと、ゆりちゃんはもう分かっていました、私がなぜ現れたかを。

新しい気の合わない阪東犬が庭に来た、大好きなお父さんはずっと見ていない、何だか不安だな、と。

するとおかめおばさんが登場。ブラジルのお父さんたちがいなくなるとき環境かわるときに現れる不吉なおばさん。と思ったのか

いつも機嫌よく散歩するのに、今日は怒ってお母さんの後ろに隠れ、鳴いて訴える。

負けた。

だから、ゆりちゃんでなく、保護犬のほうをこちらで預かることにしました。阪東で先月保護された、赤い首輪、錆びたチェーンぶら下げていた茶の男の子。
名前はユリオに。

ユリオわ車にのせ、今度は水害被災犬ココアちゃんの預かり様宅へ、医療費の精算。


咳があるね。フィラリアが心配ね。
可愛がってもらい、幸せ。

肋骨浮いてたロンくんとココアは同じ飼い主さん。ネグレクトされ碌に世話されなかった2匹とも今は幸せ。犬は飼い主を選べない。


土浦シェルターにむかぃ、夕方に無事につかまった若葉を確認。仲良しダイヤと同じ小屋にいる。安堵。


よかった、涙



こちらがユリオ。



土浦シェルターに入りました。今度写真を撮ってもらおうね。

これで終わらず、夜中、どうしても下に掛けた保護器が心配で、シェルターに観に行きました。夜中に猫やイノシシがかかったら可哀想だから。

捕獲機の扉を閉めて、仕掛けを外し、ホッとして帰宅。

by
鶴田おかめ


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