蛙くらい、いいだろうと言われます。
昔は人だった、
遠い時代。
河衆とは、虐げられた人々。
結界。四つの柱に囲まれて。
つかまったばかりの野犬ヨリ、イムのように、
怖がって、淋しがっている何かだと感じました。
雨をよける社もなく、
花もなく、
たどりつくまで踏み固められた道もなく。
垣根に隠されるように、ひっそり、静かに。
なぜだろう。
まっくらな丘を手探りで転びながらたどり着き、
土を頂き、手をあわせました。
岩波書店の創立者や、作家の平林たい子、ニラハウスやタンポポハウスで名高い建築家の藤森氏の故郷である、ミシャグジ信仰の聖地。
反骨精神に溢れ、権力に屈しない人々を輩出した土地、諏訪。
縄文土器と黒曜石の素晴らしい歴史と文化。
そして、無抵抗の命、
突き刺される
傷みを思います。
By おかめ
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諏訪に行きました
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