6.安い、丈夫なドッグラン用のフェンスを製造する工場へ
2018/03/17 16:09
今度は、コンテナを囲むドッグランフェンスの準備にかかります。
先日、安い丈夫なフェンスを製造する工場へ出かけました。高さ、幅、メッシュの径や強度、重量を体感するためです。
ワイヤーの太さが5mmと6mmだと全体の重さもかなり変わります。
施工のし易さも大切ですが、野犬が入るのですから、丈夫でなくてはなりません。ある程度の強度は欲しいです。
先月、工場の職員さんには土浦の里山シェルターにも来て頂き、現場で、こちらが何を求めているかをお伝えしました。
高さは2mは必要。しかも、忍び返し付き。以前、シェルターの高いフェンスをお猿のように登って脱走した保護犬ドングリがいました。忍び返しがあれば、鼻先が当たって、犬は脱走を諦めます。
特注となりますので、見積もりを重ね、いよいよ最終打ち合わせとなります。
3月17日の今朝は、犬のお世話のあと、実際にフェンスを施工くださるKさんと大家さんとで、ドッグランフェンス作りの打ち合わせもしました。
コンクリートの下が固い岩盤かもしれません。
鉄骨の支えを突き刺す穴を開けるのに、どれだけ時間と手間がかかるか。数十メーターおきに、コンクリートに試し掘りをして下さることになりました。
皆さまのご支援に感謝致します。
ご厚意を無駄にすることはありません。実現して参ります。
5.中古コンテナハウス16畳と8畳の設置
2018/03/17 15:40
コンテナハウス16畳(横並びの妻連棟)とコンテナハウス8畳の設置を行いました。
すでにある犬舎に対し、コンテナの引き戸が向かい合わせだと、犬同士の相性の良し悪しがあるため、いったん引き戸を竹林向きに致しました。が、お世話の動線を考慮し、犬舎向きに変えて頂きました。
追加のエアコンパネルも設置。
コンセントの位置は犬のおしっこがかからないよう高い位置(1m)にお願いしていましたが、変更は無理だったそうで、企画通りのくるぶし位置。
しかし電気工事の資格を持つ会員Kさんが壁に穴を開けて配線を変えてくれました。
犬猫のお世話の合間に、ボランティアの皆さんも工事や設置の立ち合いをしてくださり、助かっております。
だんだんと形になってきました。
4.一般市民が犬保護シェルターをいかに安く作るか
2018/03/16 19:12
皆さまのあたたかいご支援に励まされ、活動頑張って参ります。
茨城県に住んでおりますと、捨て犬、捨て猫に出くわすのは日常茶飯事です。
私たちのような一般の市民が、なるべくお金をかけずに犬を保護する場所を用意するとしたら?
あくまで普通の金銭感覚で、犬の緊急保護場所が出来ないものか。
田舎の空き家があって、少し手を加えたりドッグランを付けたりすれば、保護は可能なはずです。手作り感覚満載の、見てくれは問わない保護施設。
ずっと考えていました。きっと、できるはずだと思いました。
費用をなるべく抑えて、犬にストレスをかけず、脱走防止、犬どうしのトラブルもしっかり防止して、その上、世話する人にも管理がなるべく楽なような、ドッグラン付き犬舎を。
朝晩の犬散歩はきつい。ボランティアさんが常に来てくださるとは限らない。ボランティアが少人数だと犬もお散歩の番が待てずに犬舎で排泄している。お散歩重視のシェルターでは人手がないととても厳しい。
小さなドッグランが付いた犬舎を目指すことになりました。
費用を抑えながら、下は、コンクリート。夏に日陰になりやすいよう、西陽の当たらない場所を選びました。
3.コンテナハウスが完成
2018/03/16 18:34
皆様からのあたたかいご支援に感謝申し上げます。スタッフが少人数でも管理しやすく、シニア犬や子犬に優しい、エアコンとドッグラン付き犬舎の実現を目指しております。
いよいよ、コンテナハウスが工場で完成し、設置が始まりました。
まだ電気工事もしなければなりません。それには電柱も移設しなければなりません。
さらに、コンテナを囲むドッグランを作るには、大掛かりな工事が必要です。このフェンスこそ、一般的にはかなり高額な費用がかかります。費用を抑えたいのはもちろんですが、保護犬を脱走はさせてはなりません。ある程度の強度を持つフェンスが必要です。
ドッグランがあれば、マンパワーの確保が困難な場合にも、犬を管理する態勢を整えることが容易になります。
capinシェルターは、ボランティアさんに支えられてきました。とても有り難いことです。しかし、一方では安定した人手の確保に常に悩んできました。犬が待つ限りはお世話に通うしかありません。毎日が綱渡り、これでは速やかな保護も難しいのです。
ドッグラン付き犬舎。何としても実現したいものです。
犬舎は安全な場所。そして、外に出ればすぐにドッグラン。そこに、繋がれていないワンコたちが自由にうろつく。ストレスフリー。
特に、譲渡困難なワンコは必ず出てきます。
ボランティアさんもスタッフさんも、お散歩しなければならないのに人手が足らない!という心配から、少し自由になり、心に余裕がうまれます。
緊急性のある保護にも対応できるようになります。
今のスタイルでは限界です。
一歩、進ませて下さいますことに、感謝申し上げます。
2.コンテナハウス間取り決め、設置場所の清掃
2018/03/16 17:40
早速のご支援に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。会員一同、力づけられます。
活動のご報告を、遡って順次させて頂きます。
1月より、県内外、各地を回り、またインターネットで、低価格の中古コンテナハウスを探し回っておりました。古いものは床が抜けていたり、穴があいていたり。
しばらくしたら、レンタルの払い下げ中古コンテナで、状態が良く耐久性のある出物が見つかりました。
コンテナハウスの工場で働いておられる会員さんや、コンテナハウスの販売をしている会員さんもおられたので、それが間違いない商品か、相場より安いのか、ご相談しながら、販売店さんと値段の交渉を重ねていきました。
当初は八畳コンテナハウスを3つ横並びにする、妻連棟を予定していましたが、ボランティアさんたちのご意見を聞いてみて、犬同士の相性もあり、仲の悪いワンコもいるから、1つのコンテナハウスと2連棟コンテナハウスに分けたほうがよいということになりました。
それに合わせて、全体の見積もりも変わってきます。壁の数も、エアコンの数も変わります。
また、保護犬たちを入れるコンテナハウスを置く場所(犬舎の裏側にあるコンクリート敷のスペース、竹林に囲まれています)をきれいにするため、ボランティアさんに頼み、積み上げてあった廃材などをどかしてもらいました。木材は切断して五右衛門風呂の燃料にしました。
何でもエコ、リユース、リサイクル、もったいない精神でやっていきます。
シェルターというのは力仕事です。ワンコたちのおかげで、私たちにも筋力がますます付きます。ありがとうございます!
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by 鶴田おかめ
ご支援に感謝致します。