地域猫活動を担当されているジャスミンさんからご報告です。
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地域猫エリア近くで猫を保護しました。ショコラと名付けました。
また、2/13、グレー色のオス猫を保護しました。
保護する2~3日前から見かけ、ショコラを保護した直後なのでとりあえずは餌やりでと思い、猫がいた近くの木の下の所に餌いれにごはんをいれて置いてきました。
翌日行ったところ、餌いれ容器は片付けられ、木に「餌やり禁止」の紙がありました。
もう一度餌いれにご飯をいれ、同じ木の下に置きましたが、やはり翌日餌いれ容器は片付けられていました。
グレーのオス猫は、お腹が空いていたようで、餌を求めて自分から捕獲器にはいりました。
人馴れしていて、猫エイズ、白血病どちらもマイナスです。
猫がいた場所は、ショコラがいたコンビニの道を挟んだ向かって左隣りの学校の門のあたりです
当会からは、学校に対して以下のお手紙を出すことを検討したく思います。
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ご担当者様
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
猫への餌やり禁止看板を拝見しご連絡申し上げます。
先ずは貴大学のご担当者様にご相談することなく、給餌給水を行ったことについて、深くお詫び申し上げます。
私どもは地域の飼い主のいない猫の様々な問題に取り組んでおります。
このほど餌やり禁止のプレートが設置されている場所には、以前から飼い主のわからない猫が出没しており、給餌給水や不妊去勢手術等の管理が必要な状態でございます。
ご存知の通り、飼い主のいない猫(野良猫)も「動物の愛護と管理に関する法律」で、愛護動物に指定されており適切な給餌給水が必要です。
今の法律では給餌給水自体を禁止することはできません。また、これ以上猫が増えて環境を悪化させることがないように不妊去勢手術が奨励されています。
こうした場合、法を主管する環境省では地域の皆さん(土地の所有者様、近隣の皆様の理解のもと有志市民と行政が協力して、いわゆる「地域猫活動」を行い適切に猫を管理し一代限りの命を全うできるよう奨励しております。
横浜国立大学や早稲田大学等では「大学猫」という名前で学生、職員様が協力してこうした猫達の保護管理(地域猫活動)を行っております。
ちなみに、こうした猫達を県の保健所や動物指導センターでは引き取りをしていませんし、例えば業者にお願いしてどこか他所へ放つ等は「遺棄罪」となりますので、ご迷惑でもやはり該当場所にて管理していくしかございません。
私どもは、ご理解いただけましたら今後適切に給餌給水の管理と必要に応じて不妊去勢手術や医療の世話をさせていただく所存でございます。
ご多忙のところ、大変恐縮でございますが、一度お目にかかり、ご相談させていただきたくお願い申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
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以上、送付致します。
猫には国境がありません。
大学地域猫エリアを超えて、お隣の学校の敷地に入り込む猫がいます。
保護するには餌付けをしなくてはなりません。
学校や教育機関こそ、狭い地球をともに生きる動物たちと人間が、調和して共生する社会を率先して目指して頂きたいのです。
おなかをすかせた猫に、皆さまどうぞ寛容な態度をお願い致します。
by 鶴田おかめ