センターから慣れないまま大きくなったトムとジェリー、ミッキーを引き出しました。
初めてトムを散歩に連れ出したとき、F様がたまたまシェルターにお見えでした。
亡くされたばかりの愛犬に瓜二つのトムが、おどおど初散歩に歩き出したのを遠くから気づいて下さり、そのまま、駆けつけたF様とトムは歩き出しました。
初散歩ですぐにきちんとしたリードを引かない教育を犬に対してされました。
毅然と、優しく。
トムがこんな方にもらわれたら、どんなに幸せだろうか。と考えていました。
年が通じたのか、トムはF様のもとに呼ばれてトライアルとなり、有り難いことに、正式に譲渡が成立したのです。
素敵な広いお庭に囲まれた、歴史ある旧家のおぼっちゃまになり、名前はハルちゃんになりました。
顔の表情も違います。安心して寛いでいます。
ああ、良かったねえ。
そして、ほら。
可愛い子犬たちに物資お届けし、面会。
ぬいぐるみがママ代わりだそうです。
みよさん宅の常総野犬2匹。
みよさんは2時間おきミルクで、布団が横に敷いてありました。
本当にお疲れ様です。
体調が悪いいつみに再会しました。
昨年7月からみよさん宅に預かりお願いしていました。
捕獲してからずっと、2年半にわたり、毎月のモキシハートで予防の投薬はしてきたのですが、フィラリアの量が多く、今年になって急激に痩せ、食欲が落ちました。
フィラリアの量が問題。
少しなら心配しないでもいい。
でも心臓が変形して、大量のフィラリアが詰まっているなら、治療をスタートした方が良かったのです。
フィラリア親虫は五年くらいで死んで溶けるから、毎月、モキシハートを飲ませていたら、陰転すると聞いていました。
どうしたら助かったのだろう、いつみは。
いつの時点で何をすべきか。
夕闇迫るシェルター。
皆さん、遅くまで犬猫のために、本当にお疲れ様です。
by 鶴田おかめ