桜川市の山あいに遺された猫たちのことは、深く胸に刻まれています。
助けられなかった子猫のしゅう。
優しい青年と、雪の夜を鮮やかに思います。その場に居なかったのに、雪の積もる夜のことばかりを考えてしまいます。
ご立派なのは従兄弟さんの遺志をしっかり受け止めた若夫婦です。
山あいに遺された、餌を待つ猫たち(1)
山あいに遺された、餌を待つ猫たち(2)
山あいに遺された、餌を待つ猫たち(3)
こちら(3)に掲載されている成猫2匹ユパとテトも里親様がみつかりました。
あのときは、預かりをして下さったM様に救われました。病院から直でとにかくすぐに引き受けて下さいました。その有り難さは忘れられないものです。
しかも、そのまま家族に迎えてくださるなんて。
子猫のしゅうちゃん、しゅうしゅうちゃんも保護しました。
黒白しゅうちゃんは育たず病院で亡くなりました。
肩を噛まれていて手術となり、これまで譲渡が遅れていたしゅうしゅうちゃんは、今は完治して里親募集しております。
猫たちは皆慣れて可愛いです。
あのときの保護猫たちの里親様募集を致しております。
こんなに大きな瞳。
人を好きな瞳をしています。
愛情を受けている証。
どうかよろしくお願い致します!
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里親希望者様のもと、トライアルになっていたサリーちゃんが正式譲渡になりました。
しみゃおさんからご報告です。
「家の中では、トライアル中とは思えないほど里親さんに慣れましたが
相変わらずお散歩で苦労しています。
トライアル中に「無理してお散歩しなくていい」とは言いたくなかったので、「サリーのペースで」
と何度かお伝えしていましたが、正式譲渡にしたことを機に
「サリーが行きたくないときは行かなくてもいいんじゃないか」
とお伝えしましたが「行きたくない日でも、少しだけ連れて行って、調子が良い日は一時間ぐらい歩いていて、それを継続する」
と言っていました。
今後も時々様子を聞いてフォローします」
☆☆☆☆☆☆☆☆
昨日、動物病院で会った方から、ご相談がありました。70代のほっそり上品な女性でした。
中央警察に行ったら、茶色の中型犬がつかまっていた、スロープの下、護送車の奥にいる、
警察に聞いたら、飼い主が引き取りに来ないとこのままではセンターに送られてしまうそうだ、
キャンキャン鳴いているからスロープのいちばん高い場所から見下ろしたら、真下に犬が繋がれていた、
「何とか保護してくれないか、
若ければ引き取るのだけど。
私も猫12匹で手一杯で。一人暮らしだから。
このままでは殺されてしまうでしょう。
可哀想でならないの、お願いよ」
夜、やっと時間とれて、警察に見に行きました。
大きな檻のなかには犬はいませんでした。
外にも空のケージがひとつ、
まだたっぷりと水が入ったタライがあり、昼間そこに繋がれていたはずの、茶色の犬を思いました。
飼い主さんがちゃんと探して迎えに来てくれたのか?
期限が切れて、センター行きになったのか?
センターでは数は減ったとはいえ、犬の殺処分が行われています。いつ、どの犬が処分されるのか、されたのか、情報は求めても明かされません。
センターに入り、公示情報に掲載される、雑種の中型、大型犬のうち、多数が期限が過ぎたら殺されています。
皆で努力してセンターに送らない自治体もあるなかで、つくば市は、なぜ、変わらない?
市議会で請願が趣旨採択されてから、むなしく8年が経過しました。
by 鶴田おかめ