鹿嶋のボランティアさん宅から保護された、15頭のうちの、ピッコロ。
ピッコロの受診を致しましたのでご報告いたします。
長くなりますので、診断名から。
ピッコロの診断名は「悪性リンパ腫」でした。
ステージ5です。
・全身(足、鼠径部、首、腸などの内臓)のリンパ節の腫れがあり。
リンパ節の腫れが腸を圧迫し、脱肛のようになっていました。
・血液検査も白血球の数値が測定可能数値を超え、恐らく2万くらい。
白血病と言っていい数値。
・播種性血管内凝固もあり、それによって血小板の数値が4.9(正常値20~50)
出血すると止まらなくなる状態。
(血液採取した際にも止まりませんでした)
以上の結果をふまえて、今後についての医師説明がありました。
1、抗がん剤を使用しても1年生存する確率は50%
2、ステロイドを使用してもショック症状を起すリスクがある上に、1ヵ月後には効かなくなる。
恐らく今もお腹が痛いなど症状があるだろうとのこと。
本来、この数値はグッタリして運び込まれる数値であり動けていることが驚きだそうです。
元気そうに見えていても、微妙なバランスで保たれていて、ギリギリの状態。
何か投薬など行うことによって、そのバランスが崩れ逆に寿命を縮めることになるだろう。
痛みを取ってあげるにも、治療方法がなく対症療法としては
水を飲まなくなった際の輸液くらいしかなく、それが逆に本犬を長く苦しめることに
なるとのことでした。
医師の説明を受け、理事と相談し、今後治療は行わない方針になりました。
告げられた期限は一ヶ月です。
今朝はご飯も残さず食べ、お散歩も元気に行きました。
医師より
痛みを感じないように薬で眠らせておくことも出来るが、今こうして外を眺めたり
ご飯も食べているのなら、「残された時間の質」を考えればそれが出来ているうちは
させてあげた方がいいのではとのご提案です。
また預かり先などに移動するのではなく、今まで共に過ごしたマルモ達の側で
出来る限り一緒に過ごさせてあげるのが一番良いと思います。
4番コンテナに2頭を一緒に入れることになりました。明日、移動させます。
今後は、お散歩中に怪我をしたり、どこかにぶつけたりしないよう注意してあげてください。
血が止まらなくなります。
また食べたいものは、何でも食べさせてあげてください。
お散歩については。
白血球の数値が高く、疲れると思いますので無理のない範囲で
マルモと2頭までの頭数でお散歩させてあげてください。
本犬が行きたがらない時はそれに合わせてくださいますようお願いいたします。
残された時間はそう多くはないかもしれませんので
ピッコロに会いたい方は、早めに会いに行ってあげてください。
以上、ピッコロの受診報告、今後についてご連絡でした。
残された時間を有意義に過ごさせてあげたいと思います。
皆様、どうかどうか宜しくお願いいたします。
ピッコロの受診を致しましたのでご報告いたします。
長くなりますので、診断名から。
ピッコロの診断名は「悪性リンパ腫」でした。
ステージ5です。
・全身(足、鼠径部、首、腸などの内臓)のリンパ節の腫れがあり。
リンパ節の腫れが腸を圧迫し、脱肛のようになっていました。
・血液検査も白血球の数値が測定可能数値を超え、恐らく2万くらい。
白血病と言っていい数値。
・播種性血管内凝固もあり、それによって血小板の数値が4.9(正常値20~50)
出血すると止まらなくなる状態。
(血液採取した際にも止まりませんでした)
以上の結果をふまえて、今後についての医師説明がありました。
1、抗がん剤を使用しても1年生存する確率は50%
2、ステロイドを使用してもショック症状を起すリスクがある上に、1ヵ月後には効かなくなる。
恐らく今もお腹が痛いなど症状があるだろうとのこと。
本来、この数値はグッタリして運び込まれる数値であり動けていることが驚きだそうです。
元気そうに見えていても、微妙なバランスで保たれていて、ギリギリの状態。
何か投薬など行うことによって、そのバランスが崩れ逆に寿命を縮めることになるだろう。
痛みを取ってあげるにも、治療方法がなく対症療法としては
水を飲まなくなった際の輸液くらいしかなく、それが逆に本犬を長く苦しめることに
なるとのことでした。
医師の説明を受け、理事と相談し、今後治療は行わない方針になりました。
告げられた期限は一ヶ月です。
今朝はご飯も残さず食べ、お散歩も元気に行きました。
医師より
痛みを感じないように薬で眠らせておくことも出来るが、今こうして外を眺めたり
ご飯も食べているのなら、「残された時間の質」を考えればそれが出来ているうちは
させてあげた方がいいのではとのご提案です。
また預かり先などに移動するのではなく、今まで共に過ごしたマルモ達の側で
出来る限り一緒に過ごさせてあげるのが一番良いと思います。
4番コンテナに2頭を一緒に入れることになりました。明日、移動させます。
今後は、お散歩中に怪我をしたり、どこかにぶつけたりしないよう注意してあげてください。
血が止まらなくなります。
また食べたいものは、何でも食べさせてあげてください。
お散歩については。
白血球の数値が高く、疲れると思いますので無理のない範囲で
マルモと2頭までの頭数でお散歩させてあげてください。
本犬が行きたがらない時はそれに合わせてくださいますようお願いいたします。
残された時間はそう多くはないかもしれませんので
ピッコロに会いたい方は、早めに会いに行ってあげてください。
以上、ピッコロの受診報告、今後についてご連絡でした。
残された時間を有意義に過ごさせてあげたいと思います。
皆様、どうかどうか宜しくお願いいたします。
ぷう