2015年の6月中旬に、預かり子猫で我が家にやってきた黒猫「紫雲」が、
素敵な・・・とても素敵なご家族に迎えられました。
幸せなご縁に感謝の気持ちでいっぱいです。
「常総の野良猫の子猫の四兄弟、最後の子が保護できたの。預かりをお願い
できますか?」
シェルターからの急な連絡。
仕事帰りの夕方、その子猫を迎えに行きました。
自宅へ帰り道それは綺麗な夕焼け雲を見て「紫雲」と名付けました。
やっと3カ月くらいの女の子の子猫でした。
兄弟と別れて、一生懸命に生きてきたのでしょう。
我が家にも馴れて、一緒に寝ていると耳たぶをおっぱいの吸うようにちゅ
ちゅっする癖がいつまでたっても取れない子猫でした。
お問い合わせを頂いた水戸市在住のT様ご一家。
お母さまとお電話でお話しをしながら「このご一家なら大丈夫・・・!」
しっかりと確信した私です。
優しく抱っこして、紫雲に話しかけるお嬢様。
優しく見守るおばあさま。
先住猫さんの「けんさん」は一緒に暮らしていたワンちゃんが亡くなり、ずっと
ふさぎこんでいたそうです。ひとりでは寂しかろうと紫雲を迎えることを決心され
たそうです。
二匹の相性が心配でしたが・・・それは心配ご無用でした。
白と黒というのがなんともおしゃれです。
お母さまが洗面台に立つと・・・つかさず定位置。
水道から出るお水で遊ぶのが大好きだそうです。
また、その仕草が愛おしくて・・・とお母さま。
紫雲は「しんさん」というお名前を頂きました。
2匹で「けんさん・しんさん」とても仲良しです
12月末に、お貸ししていたゲージを引き取りに、T様宅へ伺ったところ
「しんさんは我が家のアイドルなんですよ。可愛くて可愛くてねぇ。」
おばあさまが優しく、愛おしそうにおっしゃいました。
しんさんは「あなたはだあれ?」という顔でこちらを見ていました。
それでいいのです。あなたはちゃんと幸せになるんですからね。
T様、本当にありがとうございました。
これからもT様ご一家に沢山の幸せが訪れますように。
追伸:しんさんのちゅっちゅっ癖はまだ治りません。
おばあさまのお耳がかさぶたに・・・
早くその癖が治りますように。
悦蛙