ネッシーさんからのワンポイント アドバイス
■カオル
初対面の人でも受け入れてくれるが、少しビビリな印象。
お散歩は引っ張りがあるため、引っ張ったら止まる。リードが緩んだら歩く。をボランティアさんにしていただく、ハーネスの着脱が出来れば引っ張り防止用のハーネスを使用する。
他犬とは少し距離をおいた方が、無難。
他犬を見て興奮すると、周りが見えなくなる。その時に自分にとって邪魔な物に噛みついて排除する可能性あり。
飛びつきもあるので、飛びついている時は『無視』地面に四つ足がついたら褒める。を繰り返す。
引っ張っているあいだは、動かない。
カオルが引っ張らなくなるタイミングで、動き出す。
■チャコ
性格も穏やか・フレンドリーで他犬に対しても過激な反応は特にみられなかった。
リードの着脱時にジャンプする。散歩中もマーキングと便をしたときの砂かけ、に注意すれば特に問題は無し。
リード着脱時のジャンプもジャンプしていたら、無視。地面に四つ足がついたら褒める。
この時にマテ・座れなど号令はかけない。
■ワタル
どうにか受け入れてくれているが、あまり初めての人と接触はしたくない。
初めての人は、まずは美味しいおやつを手から食べさせる事から、人に慣れさせていく。
初めての人でも、躊躇なくおやつを手から食べられるようになったら、今一緒にいる子、キキとは別の部屋で管理する。
2頭一緒にもらってくれる里親さんが現れれば良いが、1頭でも生活できるようにしていきたい。
今すぐ別の部屋はワタルにとって負担が大きすぎるため、ワタル自身のキャパシティーを増やしていく必要あり。
ノーズワークなどゲーム感覚でワタル自身に自信をつけさせる。
☆☆☆☆☆☆
引っ張る犬は、ヒラリードの方がお散歩している方の力が入り管理しやすいため、何本かヒラリードがあっても良いと思います。
お散歩の時にリードを咬んでしまって引っ張る子であれば、1本は丸リード・1本はヒラリードとしても良いと思います。
引っ張る犬用のリードの持ち方もあるので次回実践できればと思います。
体力があり余っている子が見えたので、お散歩以外の体力の発散も考えてあげると、良いかなと思います。
by ネッシーさん(アジア動物専門学校ドッグトレーナー)
☆☆☆☆☆☆
犬の気持ちがよく分かるネッシーさん。
とにかく、毎日の積み重ねが大切。
引っ張ったら立ち止まる。
リード緩んだら歩き出す。
ほかの犬に吠えてしまうなら、すれ違い時には注意を飼い主さんのほうに向けるよう仕向ける。
これを、大変だけど、ボランティア全体で統一してやっていきましょう。
バンビ