超党派の議員連盟「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟」は11日、動物愛護法改正案の骨子をまとめた。来年の通常国会に議員立法で提出する方針。

 骨子には、〈1〉子犬・子猫を販売できる年齢を、現状の「生後49日を経過してから」から、56日に引き上げる〈2〉所有者を明示するマイクロチップ装着の制度化――などが盛り込まれた。販売年齢の引き上げは、子犬などを早い時期に親から引き離すと問題行動を起こし、飼い主からの虐待や遺棄につながるとされるため。だが、幼い方が売れるため、ペット業界などから反対意見がある。

以上、読売オンラインより引用。

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海外では8週齢、60日は当然です。

業者規制、数値規制。

悪徳繁殖業者やペットショップゼロに至るまでの、大きな一歩。

ただし、法律を変えても、動物のために行政や警察がきちんと動くかというと、それは怪しいものです。

実際には、8終齢以下でも、取り締まられないでしょう。私たちはずっと、きちんと監視して、意見をあげていく必要があります。

通報を受けて、虐待があるのをわかっているのに見捨てた行政、警察の事例。

虐待があるのをわかっていて、動物を団体譲渡した県の事例。

救うのは丸腰の市民でしかない。

その市民や保護団体を支援するどころか、規制かけようとする、行政。

私たち保護団体は業者ではない。

行政による殺処分から、私たちは引き出し、動物をレスキューしています。

まともにやっている全国の保護団体は、営利事業でやっているのではない。多くの人が、ボランティア、持ち出しで、活動しています。

太田匡彦記者から、次のような記事も出されました。

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犬猫の殺処分、愛護団体が2万匹超救う 無理重ねて努力

 環境省は今月、全国の自治体で殺処分された犬猫の数が2017年度、初めて5万匹を下回ったと発表しました。一方で、朝日新聞の調査からは、動物愛護団体の活動が、殺処分減少の原動力になっている実態が浮かび上がってきました。

 環境省の発表によると、17年度に全国の自治体で殺処分された犬猫は4万3227匹(負傷動物を含まず)。この5年で、3分の1に減少した計算だ。13年に施行された改正動物愛護法は「殺処分がなくなることを目指す」という目標を初めて盛り込み、多くの自治体が、殺処分減少に向けて本腰を入れ始めている。

 しかし、朝日新聞が動物愛護に関する事務を所管する全国の都道府県、政令指定都市など計115自治体全てを調査したところ、16年度では90の自治体が、収容した犬猫を動物愛護団体(個人ボランティア含む)に引き取ってもらう、いわゆる「団体譲渡」を行っていることが分かった。

 団体譲渡した犬猫の数を集計できている83自治体を合計すると、少なくとも犬は8300匹、猫は1万2929匹が動物愛護団体に引き取られていた。一方で環境省が集計した同年度の全国の合計譲渡数は犬1万7868匹、猫2万9551匹(負傷動物を含む)。譲渡によって殺処分を免れた犬の少なくとも46・5%、猫の少なくとも43・8%が、動物愛護団体に救われていたことになる。

 団体譲渡の割合が都道府県で最も高かった茨城県では、犬で97・9%(880匹)、猫で100%(597匹)に達していた。同県動物指導センターの担当者は「収容数が多いため、譲渡活動を自分たちで行う余裕がない。動物愛護団体の皆さんに譲渡後のアフターフォローも含めてかわりにやってもらう形になっており、申し訳ない気持ちだ。本当にありがたいし、頭があがらない」という。

 収容した犬猫をどれだけ殺処分したかを、「殺処分率」として自治体ごとに見ても、団体譲渡の実施が殺処分の減少に効果をあげていることがわかる。団体譲渡を行う90自治体の殺処分率は犬で23・8%、猫で47・3%。一方で団体譲渡を行わない25自治体では犬で32・8%、猫で64・7%と高かった。

「人手も資金も限界」

 ただ、受け入れ先の動物愛護団体には大きなしわ寄せがいっている。(ここからは要登録)

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以上、転載させて頂きました。



避妊去勢をしない、虐待するなどの団体はほんの一部。

みな、必死で生かしています。

保護活動の原動力となっている保護団体に、活動し難くなるような規制をかけるのは、動物のためになるでしょうか。


引き出しをしている団体には色々なところがあるでしょう。が、まず救済しているところに規制をかけるのですか?

第2種動物取扱業、まず第1に、役所から委託受けている形の熊本の弘済会(今は改名したが元は熊本県動物管理センターの委託企業で、県の天下り団体)とか、取得していないわけです。


そもそも市民に「引き出し」余儀なくさせてること自体、人権侵害でしょう、予算を付けないことも。


行政の保健所やセンターの施設こそ、取り締まりの、規制の対象にすべきです。


ミルクもなく、世話もせず、飼い主いるのに数日で殺す。

こちらを、先に、規制してくださいよ。


by 鶴田おかめ