キリと四郎
常総野犬だった、保護したての若葉やイムを思い出します。
(ロクという名前の候補もあがりましたがアーチ君となりました)カウベル付けており、センターではカウベルと呼ばれていました。
和歌
苦しそうで、水を抜きに急遽、病院へ運び、
腹水を1リットル抜いて頂きました。
また、胸水も1.1リットル抜くことになりました。
胸水はたまっていても肋骨があるから見えないが、胸水のほうが苦しい、
呼吸をよく観察して辛そうならこまめに連れて来るようにと言われました。
昼過ぎに動物指導センターに向かいました。ペアレント様が決まっている2頭を引き出しました。
ともに中型の雑種、怖がりの女の子です。
ペアレント様は牛久市Iえみ様です。青首輪のこの子が夢に出てきたから、と、このわんちゃんを出してくださいました。お名前はセーラちゃんです。
また、八千代のブルブル震えていた子も、藤沢市T穂様が、引き出し希望されました。
ペアレント様、ほんとうに長くお待たせしました。お名前は優芽ちゃんです。ゆめちゃん。
茨城県ではフィラリア陽性の犬が大半を占めています。狂犬病ワクチンと混合ワクチンとフィラリア予防を全てゴッチャにしてしまっている飼い主さんがとても多いのです。
テレビやラジオ、街のポスターでの啓発が必要だと感じます。
フィラリア予防の大切さ。腹水の苦しみ。短命。
動画があれば、それを見て頂きながら、「いま、元気なあなたのわんちゃんが、予防しなかったら5年後にはこのようになります」と、説明。
犬は繋いで飼いましょう、避妊しましょう、捨てたら犯罪、などの、基本的なことから始めなくてはならない地域もあります。
児童向け学校のいのちの授業だけでなく、大人向けに、公民館でのサークルや趣味の教室、まつり、老人会などでも、15分くらいの時間をもらって、役場の環境課やセンターから派遣された愛護推進員さんや獣医さん、動物ボランティアさんが、そのあたりをお話できると良いですが。
4.15
センターにいる犬たちを確認して回りました。
前の金曜日には、土佐犬と2ヶ月未満の子犬たちが一斉に引き出され、合計で、一日で44頭が引き出されています。有り難いことです。
15日にセンターにいるのは155頭でした。
センター医務室にいた、片腕落とした子
療養中です。ごはんもよく食べています。
ペアレント様はHM様です。お待たせしております。
顔の左が晴れ上がって、医務室に移動したこまちちゃん。
ここから、個別房です。
入ってきたのはいつか、職員さんに質問しましたが、正確なことはよくわかりませんでした。
後で大部屋から譲渡用犬舎に行くと、純血種小型が数頭おり、たくさんの団体さんが集まっていました。
公示の前にすでに団体さんが駆けつけている理由を職員さんに聞いたら、様々なネットワークがあり、情報が回るからだそうです。
さらに得た情報によると、金曜日にセンター入りした小型純血種ヨーキー、マルチーズ52頭の半数は早々と週末にはどこかに移動し、この15日の月曜日の朝には、メス13頭くらいが譲渡用犬舎に、オス11頭は殺処分機の前の通路にいたそうです。どこか安全な場所に移動し、殺処分をされなかったなら、ほんとうに有り難いと思います。
しかし、小型犬たちが、9号室の向こう、殺処分機の前の通路にいたとは、全く気づきませんでした。
センターは、近県の団体さんたちから、子犬や小型犬が来たら優先的に取り置きをしておくように、と言われているそうです。
公示前、センターに入れば直ちに、純血種や子犬は引き出し先が決まっていくそうです。
数十ある茨城県の譲渡協力団体に、平等に収容される犬や猫の情報が回るのではありません。
子犬を引き出しに行っても、ほぼ、予約済みと言われるのはそのような仕組みがあるからです。
しかし、慣れない5ヶ月前後の子犬たちは、4.17現在も、そのまま残留しています。
二頭おり、もう1頭は二頭房に居ました。
慣れた職員は触れるようです。
飼ったことがある方なら、ヤンチャな柴を扱えるかと思うのです。
このシニア、ペアレント様または預かり様はおられませんか。
老犬がセンターに送られてくる、これは、辛いと思います。
散歩がなく数ヶ月ここに詰め込むのは問題です。
千葉県センターで実現した散歩有償スタッフやボランティア募集は、茨城県ではまだスタートしていません。
名前は亡くなった愛犬のお名前、マコくんです。
仙台市のIママ様ありがとうございます。
中型雑種の等しい重さの命。何とかならないか。
痩せています。
保健所やセンターが、一日も早く、命ある犬猫を、場所と人手がないからとの理由で殺処分をするのでなく、一頭ごとに観察し、正確に告示をし返還に努め、治療しケアし、また里親を探す、マッチングをする、生かす場所になるよう、変わっていって頂きたいです。
また、センターには、譲渡実績がある県内外の団体さんや個人ボランティアさんの登録を積極的に進めて頂きたいです。
一般譲渡がさらに浸透していけばよいです。
中の子を出して欲しいです。
ペットショップをなくしてもらわねば、飼いたいと思う方はそちらに流れます。
里親会で活動が長いボランティアさんに伺った話ですが、
全国的に、10年前とは違い、動物保護団体さんの譲渡は頭打ち。どこの団体も溢れている。
犬猫と暮らしたい人がペットショップでなくセンターや保健所、シェルターから迎えるのが当たり前になるように。
ペットショップがある限り、民間による、この犬猫保護活動は成り立ちません。繁殖と販売に規制をかけねばならない時です。
日本の動物愛護活動には歪みがあります。
元凶はペットショップ、
それに群がる日本人客です。
ペットショップ、生体販売は、教育上、倫理上、良いわけがありません。
東京オリンピックを前に、我が国も、世界に恥じない動物福祉国家を目指すべきです。真の国際化を遂げるべきです。
オリンピック選手たちが、店頭のショーウィンドウに並ぶ犬猫を見て、何と考えるでしょうか。
by 鶴田おかめ