どんな犬にも生きるチャンスを。
殺していい犬なんていない。
シニアだから殺処分、
乳飲みだから殺処分、
怪我しているから殺処分、
怖がりだから殺処分、
場所がないから殺処分、
長く居るから殺処分、、、
と選別して殺してしまうのは、命に対する冒とくではないでしょうか。
「生きてるだけでかわいそう、だから早く殺してあげて!」
と、なつこい犬も殺処分しようとするボランティアの声が大きい茨城県。
・センターに収容されたのも、生まれてきたことも、その犬のせいではない。
命がそこにある、犬は生きている、生きたい。それだけではないのか。
・かわいそうだから殺す。
本当にかわいそうなのは誰? かわいそうなのは見ている人間の感情ではないか。
殺して目の前からいなくなれば、かわいそうなものを見なくてすむから?
本当にかわいそうなら、すべきは環境を改善する努力。施設拡充とスタッフ雇用に予算をつけること。ボランティアを受け入れること。
殺してしまえ、ではないだろう。
ライト(ハチ)
動物行政、本来は県がやることです。
殺処分ゼロ、県が取り組むべきことです。
県の獣医師の給料を除いて、茨城県動物指導センターの運営には、毎年1億3千万から1億5千万円前後の予算もついています。
それなのに、生かすほうになかなか使われない。
エアコンはない。
レントゲンはない。
スタッフはわずか。
ノミダニ駆除薬も譲渡用犬にしかない。
ウエットのないごはん。
県みずからの譲渡数は今年度はまだ2頭です。
心を痛めた市民や保護団体が、身を削り、死に物狂いで、センターで殺されてしまう犬猫をなんとか救おうと必死に取り組んでいます。
私たちはオール無給で手弁当です。しかしセンター収容数以上の犬猫を、自前のシェルターに抱えています。
茨城県が、動物行政に本気で取り組むことを求めます。
真の殺処分ゼロをめざして、動物指導センターの改善に努力することを。
by 鶴田おかめ