9/24(火)クロちゃん(外猫)
■体重 6.10kg
■耳内腫瘍
本日、午後に切除手術を行います。
出血が予想されるため、念のため1泊入院となります。
■今後
術後、一週間ほどは出血があるそうです。
ケアの仕方は明日の退院時に、説明。
■その他
ウエットフードなど、油の多い食べ物は控えめに与えてください。ライト 坂本ハウス
■体重 13.50kg
■血液検査
ALP、GPTが高い数値を示しています。
S動物病院を受診時に、既に腎臓が悪いとの診断が出ており
ウルソ投薬中とのことなので、引き続き投薬を。
■レントゲン検査
気管虚脱
咳をしているとのことで、投薬していたようですが
咳の原因は気管虚脱によるもので、フィラリア症からのものではない。
心臓もフィラリア症特有の右側肥大が見られましたが
そこまで酷くはない。
心臓の投薬は今回は必要なしとの診断。
■エコー検査
血液検査の結果をうけ、念のために胆嚢のエコー検査を実施。
僅かに粘度のある何かが溜まってはいるが、今すぐどうにかなるという状態ではない。
■皮膚
★黒い粉状のものは「ノミ糞」だとのこと。
よく洗って落とすように。
★右前腕にある脱毛は、自分で舐めて剥げてしまったもの。
■フィラリア陰転治療
本日、フィラリア陰転のための抗生剤28日分と、初回月分のフィラリア薬を処方。
■今後の注意【※重要】
油っぽい食事は控えるように。
ウエットは低脂肪のものを。
【その他処方薬】
★ハッピー・・・腎臓薬、鉄剤
★柴じい・・・ウルソ、点耳薬
★フィラリア薬
とんみん・たえ・タカミー・小花・プリン・ロルフ・みるく
24日夕方クロちゃん
手術が終わったとACよりご連絡がありました。
■腫瘍
・中耳(鼓膜の奥)より生えていて
鼓膜を突き破って外に出てきていた。
・鼓膜は破れていた。
・根っこの部分が深く、根元がどうなっているのか見えない位置にあり
残念ながら全部は取りきれなかった。
・悪性腫瘍の可能性もあるので
切除した腫瘍は病理へ出した。
・術時の出血が思ったより多かった。
・16時半の段階で麻酔から覚めていたので手術自体は問題なし。
~以上、医師より。
明日、詳しい説明などあるかと思いますが
取り急ぎ、ご報告まで。
9/25(水)ワカメ
■体重 16.55㎏
■エコー結果
肺高血圧症ではない
■咳
気管支の炎症からきている
しかし、気管の炎症は何かの菌が悪さしているわけではない
■血液検査
炎症の数値が下がらないのは
気管の炎症が治まっていないから
肝臓の数値が高いのはステロイドをのんでいるため上昇している
■処方
ステロイドはあと3回、セットしてある分で中止
てんかん薬は朝、夕4分の1カットのを2個
気管支拡張剤は朝、夕1錠ずつ
■その他
お散歩は短め、排泄のみで様子をみる
坂も上がる時に負担がかかるから気をつける
(坂は歩かせないほうがよいのかもですね)
(9/25 by ちこりんさん)クロちゃん
右耳ポリープ切除手術を終え、退院しました。
病理検査結果待ちではありますが、顕微鏡で見る限り耳孔腺のガンの可能性があるとのことです。
このまま病気が進行しないことを願うばかりです。
(9/25 by まるちびさん)
9/27(金)ヤギオ 坂本ハウス
■体重 10.15kg
■皮膚
前回ネクスガードを処方され服用させました。
(疥癬疑い)
状態が落ち着いているようなら、様子見。
■耳
綺麗
■心音
雑音なし
■肛門腺 済み
ミルク ※重要事項あり
■病理結果
★腕の腫瘍
繊維上皮腫ポリープ
中年齢~高齢の犬の皮膚に発生する良性病変。
体幹部に発生することが一般的だが、床などの接触面にも多く発生。
切除後の予後は良好
★左下唇の腫瘍【※重要部分】
悪性黒色腫(高悪性度)
メラノサイト由来の悪性腫瘍
観察される腫瘍細胞は高度な異型性を示し、高頻度の枝分裂像(※1)が認められる。
(※1)高悪性度の判断基準
4個以上/高倍率10視野
(ミルクは32)
★脈管内に遊離する腫瘍が稀に認められる。
■今後について
★抗がん剤治療は副作用も強く、高齢犬には負担が大きい。
逆に寿命を縮めることになる可能性あり。
★メラノーマの増殖を防ぐ効果のある消炎鎮痛剤を用いる。
但し、ステロイドとの飲み合わせは悪い。
▼フィラリア陰転について
消炎鎮痛剤を使用するにあたり、ステロイドを用いる陰転は中止。
ビブラマイシン、ホルモン剤は影響しないため継続。
今後のフィラリア薬は月1回のモキシハートで行う。
親虫は居なくならないが、ミクロはこれで死滅させる。
(他の子への感染予防も兼ねる)
今後につきましては、医師と相談しながら対応するようになります。
【その他処方】
テディ 目薬
茶々 目薬
★坂本ハウス
チョー、タケル他、2匹
フィラリア薬(二ヶ月目分)
10/1(火)クロちゃん
先週9/24(火)に右耳ポリープの手術をしたので
傷の様子を見せに受診しました。
■体重 6.0㎏
■処置
両耳洗浄
右耳の術後の傷と汚れはきれいになっていましたが、左耳にはかなり汚れがありました。
■今後
右耳のポリープは取りきれない部分があったため
2週間後に変化の確認するため再受診。
■処方
点耳薬(左右とも洗浄目的で週2回点耳する)
毎回、おとなしく治療できるので褒められます。本当に良い子です。
(by まるちびさん)
10/2(水)和歌
■体重 14.1kg
■胸水
本当に僅かで、抜けるほど無し。
腹水もなし。
■血液検査(前回7/24実施)
★肝臓
・GPT/正常値~78
前回104→今回56
・GOT/正常値~44
前回44→今回29
と数値が改善されました。
★腎臓
・尿素窒素/正常値~29.2
前回42.1→今回26.0
・クレアチニン/正常値~1.4
前回1.78 →今回 0.93
こちらも改善されています。
■診断
胸水、腹水が溜らなくなっている。
浮腫みも解消。
肝臓のうっ血も改善され、数値が下がっている。
利尿剤を1日1回に減らしたので腎臓数値が下がった。
利尿剤はもう止めても良いかもしれないが、今後
フィラリア陰転を開始したときに、どうなるか分からないので
一度に何かを変えることなく、現状維持。
同じ量を食べているのに体重が増えました。
調子がよくなっているせいもあるとのことですが
これ以上増やさないように体重管理。
■フィラリア陰転治療
本日よりフィラリア陰転のための抗生剤を開始。
二週間後の状態を診て、問題なければ1回目のステロイド、
モキシハートの処方。
<処方>
ビブラマイシン 14日分
心臓薬 14日分
血管を広げる薬 14日分
利尿剤 14日分
心臓の状態が悪く、腹水・胸水が溜まるようになってしまい
一度は断念した陰転治療ですが。
フィラリア治療はしてあげたかったので
開始できるまでに回復してくれたことが、本当に嬉しいです。
会には病気療養中の子たちが、他にもたくさんいます。
少しでも良くなってほしい。
この先もずっと、この子たちが笑顔で過ごしてくれますように。
優しく、楽しく、幸せな毎日でありますように。
以上、9/24~の医療報告でした。
(by ぷう)
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