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Channel: CAPIN(キャピン)公式活動報告
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フェリスちゃんとポン子

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昨日センターから引き出した2匹です。

小さな子犬。






怖がりフェリス。

動物指導センターから、そのまま高速で埼玉越谷市の稲垣動物病院さんに連れていきました。

今日は稲垣動物病院さんの野良猫の集団手術の日です。

猫に混ぜて頂き、二匹の犬もお願いしました。


稲垣先生、ももこ先生、亀田先生。
いつも土浦シェルターに集団手術で来てくださる獣医さんたちです。今回もお世話になります。

八千代町から来たフェリス。
授乳していた乳房をしています。

あなたの子犬たちはもう離乳して、それからどうしたのだろうね。何とか生き延びたのは、また産んで、野犬にならなければいいですが。

麻酔が効いて、口のなかをご覧になって、成犬のほうは三才くらいだろうと判断されました。



のみだに駆除、狂犬病ワクチン、マイクロチップ、避妊手術、フィラリア検査、便検査、マンソンがいたのでその駆除、電話番号を記した首輪2本と噛みきられないワイヤーリードを麻酔が覚めないうちに付けて頂きます。

やるべきことを先に終わらせておけば、私たちもゆっくり慣らしができます。

どこかに入れたり繋いだりすれば、落ち着くまて時間がかかります。病院に連れていくためケージに入れるのに犬も怖がるし、せっかく落ち着いたのに、また興奮させたり怯えさせたりしたくありません。無理やりの移動時に、噛まれるリスクが出てきます。

だから、体調がゆるせば、犬も猫も、最初にやるべきことをやってしまいます。


人馴れしていない、何かの感染症にかかっているかもしれない犬の扱いに慣れた獣医さんは、私たちボランティアにとって、本当にありがたい存在です。

それから、搬送や預かり、シェルターでのお世話を引き受けて下さる仲間たちがあって、初めて成り立つ保護活動です。

センターから引き出した後が長いのです。

動物たちは、人間にまさる洞察力を持ち、感情やメッセージをキャッチします。

遺棄や放浪で壊れた心を、沢山の愛情とケアで包んで、人への警戒や不審を解きほぐさないと、次のステップである譲渡には進めないのです。

やさしさと愛情を、観察を、ありがとう。
これは、チームでなければ出来ません。

現場で汗を流して動いて下さっている会員さんたちに心から感謝します。


By おかめ



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