今日は深大寺動物霊園で、里親譲渡会が開催され、おきくさんの運転で深大寺さんに参加致しました。
現地ではとんさんと、捨猫防止会の大先輩ごろうちゃんがサポートしてくださり助かりました。
参加したのは常総サブと黒丸とモモちゃん3匹でした。
犬を見に来た方を前に、モモちゃんが、保護されるまでの経緯をお話したら、そんならうちに来るか?と声があがりました。
穏やかなふんいきのご夫妻でした。
ご主人は小学校の校長先生でした。12月に亡くされた愛犬のくうちゃんも、雑種の茨城犬でした。
モモちゃんに家族ができたらいいな、
人が大好きなわんちゃんだから、
家庭に迎えられるのがいちばんのしあわせ
と思い、モモちゃんを車に乗せて深大寺に来ましたが、来た甲斐がありました。
モモちゃんは鬼怒川決壊の昨年9月10日深夜に、水のなかに沈みました。
翌朝、明るくなってから、胸まで水に浸かりながら、飼い主のおじいさんが、モモちゃんを助け出しました。
おじいさんが命がけで守った被災犬です。
つかまりだちをし、背伸びして、水のなかから鼻先だけやっと出して、息をしていました。
良かったです、助かって本当に良かった‼
おじいさんは、水害の後始末の無理がたたり、脳梗塞で先週の金曜日に入院されました。その前に、犬を飼いきれないから動物指導センターに処分をお願いしたいと話されました。
殺すなんてできない、できるわけがない。
常総の野犬シェルターに入れたいと行政に相談しましたが、市にも県にも断られました。常総シェルターは野犬を入れる目的で用意された施設であり、飼育放棄の被災犬は入れられないとなり、モモちゃんの行き場はなくなりました。
今回の深大寺さんで受け入れ家族が見つかり、本当にうれしいです。
しみじみ、うれしいです。
深大寺さんからはミルクの寄附を頂きました。
さっそく喜んで飲む3匹。
今回はサブの新たな魅力に気付きました。
まだ仔犬の黒丸はサブにからみついていきます。
遊んでほしくて、首にぶらさがり、タックル。
そんな黒丸に、サブは辛抱強く相手をし、やさしく舐め、行き過ぎたときにはカプリと噛んでしつけ、すばらしい父性愛でイクメンぶりを発揮。
サブに惚れ込みます。
おきくさん、
「犬も猫と同じで、オスのほうが面倒みがいいんだね」
By おかめ
↧
3.21被災犬モモちゃん譲渡トライアル開始
↧