みかんちゃん
土浦シェルターの朝
猫舎の台所、入り口に脱走防止の柵が作られ、
また進化していました。
さおふもさん、よっちゃん、和尚さんたちの工夫と細やかな配慮、ありがたいことです。
イムの明るい表情にこちらも嬉しくなります。ボランティアさんによる毎日のお世話と、始まった
キドックスのトレーニングのおかげかと思います。
ジョーも可愛がってもらっています。
犬の頭数が増えて、人手も足らないので、
お散歩軽減のため、和尚さんがドッグランを設計して下さっています。これからどのようになるか、楽しみです。
さあ、ゴハンの時間だよ。
お部屋に戻ろうね。
福
ケイ
タク
水戸で野良をやっていて、あんこさんが助けようと動かれ、動物指導センターに保護を依頼し、シェルターにやってきたベコちゃん
ハットちゃん
まだ1匹残っていますがなかなかつかまりません。
田植え前に何とかしたいものです。
動物指導センターにご協力頂き2匹は命を助けることができました。
コンテナ猫に残った3匹。
2匹はシェルター入りになりました。
茶白の大きなオスです。
残りの古猫くんはリリース。
慣れないかいせん白黒猫パンチくんの去勢が終わり、柔らかな表情になりつつありましたが、
かなりの古猫。生きていくすべはあるはず。
革手袋で押さえつけ、レボリューション薬を首にたらしてから、つかまえた場に放しました。
一年前にここで手術した猫は、20匹くらいいたのに、耳カット済みは今回は5匹くらいしかつかまりませんでした。茶白の大きなオスばかり。
あとの15匹は、どうしたのだろう。1月の寒空に放り出されて、エサもなくては生きていかれない。
特にメスや子猫は弱いから、まず、エサが置かれてもオスがありついたはず。
2月に、家の前の通りでたくさん轢かれて亡くなっていたそうです。
故人の意思は関係なく、故人の可愛がっていた猫たちは、捨てられてしまいました。
1月に男性が急死してから、親族が繰返し捕獲器を家のなかにかけて、猫をつかまえては、どんどん外に出していったといいます。
ここは亡くなった男性の家です。
猫は、彼が飼い主です。
愛護動物の遺棄は犯罪です。
両親に先立たれ、持病もある知的障がい者を、生きているうちは行政も親戚も、見捨てていました。
家の状態は分からないはずはない。ひとりでは生きていかれない。サポートが必要。
市役所に無理矢理彼を引っ張っていってからも、家の様子を見る限り、あれから行政サービスは受けていない。放置された状態です。
持病があり、病院に通院させねばならなかった、連れていく人が必要だった、それもなされず放置されていました。
生きているうちに助けなければ。
男性が亡くなったら、親族は、男性の飼っていた猫をつかまえて遺棄してしまいました。
男性にとっても、猫にとっても、
この世は冷酷で生きにくかったろう。
数年前に亡くなったご両親は、子どものように純心な息子をひとり残して、心配でならなかったろう。
だから早く迎えにきたのだと思います。
今回、CAPINはここで9匹を捕獲し、7匹を譲渡のため保護し、明らかな野良2匹をリリースしました。
あきらめず、しばらく捕獲を続けます。
By おかめ
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散った命たち
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