シェルターの長老、ハラス
常総市野犬保護活動にて保護、2015年6月にシェルター入りしました。
保護直後、状態が良くなく、息も絶え絶えといった様子
フィラリア強陽性で、去勢手術はできませんでした。
1か月以上、心開かず、お散歩にも行けず…目、すさんでますね~><
今ではこんなに元気になり、散歩を楽しみにしています。
シニア犬の定番、ふかふか毛布が大好物
お顔の古傷と、つぶれた片耳は、正面から相手に向かっていった強いオスの証。
お尻に傷がないことも、堂々と、敵に背中を見せなかったことを物語っています。
どっしり、ゆったり、貫禄のハラス。
真に強い漢は、慌てず騒がずうろたえず。
若者からも絶大な人気で、誰からも好かれ、頼られ、まとわりつかれ。
先日虹の橋を渡ってしまったアンとは、静かな友情を育んでいました。
フィラリアのためか、高齢のためか、単なる趣味なのか、
散歩中に休憩に入ると、長いです。
それも、いやいや、こちらがせっかちなのだと思わせる、威風堂々なハラス。
厳しい放浪生活の中で、体にもダメージがあるかもしれません。
また、膀胱炎になりやすく、Phコントロールフードを食べています。
フィラリアも治療中です。
若い犬のように、愛想をふりまいたり、自分からくっついてきたりはせず、
ある意味、淡々としています。
それでも、私をはじめ、ボランティアの皆さんはハラスに魅了され、
ハラスの生き方に尊敬の念を抱いています。
高齢なハラスが、これから里親様と巡り合うことは、もしかしたら難しいのかもしれません。
それでも、この堂々たる長老の素晴らしさを、たくさんの方に知って頂きたいです。
そして、ハラスが残された日々を、温かいご家庭で信頼できる家族と、
幸せを感じながら過ごしてほしいと、心から願っています。
里親様はもちろんですが、お預かり下さるご家庭も募集しております!!
預かりボランティア様の、医療費や飼養費などの負担はございません。
ただただ、安心できる環境と、何にも代えがたい愛情を注いで頂けたらと願っております。
お問い合わせは、
info@capinew.jp
(CAPIN公式アドレス)
まで、どうぞよろしくお願い致します!!
(byドラメイ)