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熊本地震 被災動物支援 13歳ペレちゃんの同伴避難は叶うか?(2)

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菩提寺が京都にあり、お父様が西本願寺の僧職でいらしたという、熊本の南阿蘇在住のA様ご夫妻。

4月の地震と土砂により南阿蘇の別荘地に建てられたご自宅が倒壊し、避難所を転々とされていましたが、京都で熊本地震の被災者を対象にした受け入れ公営住宅があるのを知り、これを機にふるさとの京都に戻りたいと、入居を希望されてきました。

しかし、A様は、老いておとなしいメス、ペレちゃんを抱えておられ、ご夫妻が入られる京都の市営住宅はペット禁止。

何とかペレちゃんの公営住宅への入居をと、色々な方にあたり、可能性を探って参りました。

が、公営住宅にペットの入居を例外的に認めるわけにはいかないとのこと。



どうしても、どうしても、ここが、動かせなかった。

間に合わなかった。

今の避難所にいられるのもあと数日だから。

如何ともし難く、やむなくペレちゃんの一時預かり先を、京都市内に探すことに致しました。

*************

京都で1、2年だけペレちゃんの預かりができる方を探しています。飼い主さんが会いに行けるように市内に。費用は飼い主さんが出せるし私たちも手伝います。京都の愛犬家さんはご存じないでしょうか。
*************
メールやLINEであたりましたが、長期の預かりのため、なかなか見つかりません。


ところが、14日になって、被災犬ペレちゃんの預かり様が京都に見つかりました。


常総大地を預かって下さっている大阪の北山奈津子さんから、京都のお知り合いに繋げて頂けたのです。室内飼育、広いおうち、保護犬猫の預かりボランティアさんである、経験も豊富なやさしいご夫妻、在宅仕事なのでお留守番なし、飼い主さんの面会はもちろんOK 。

良かった、ご心配おかけしました皆様、ありがとうございます‼
そして、北山さんにはいつも助けて頂いてきました。

感謝でいっぱいです。



当座はしのげますが、

でも、本来目指すべきは、

飼い主さんとペレちゃんの同伴避難です。


他の自治体では、東日本大震災や常総水害の際に、犬猫連れ家族の公営住宅や民間借り上げ住宅への受け入れをした前例もあります。


公営住宅に、ペット同伴避難者の入居の道を広げて頂きたく、その道を広く広く、(やがては入居者全員に認められるまでに広く。。。、)今回もこれで諦めずに、知事や市議会に、要望をあげて参ります。




by おかめ







<6月3日の記事より>


http://ameblo.jp/capin-blog/entry-12166810553.html


熊本地震 被災動物支援 13歳ペレちゃんの同伴避難は叶うか?


テーマ:




ペレちゃんは13歳のおばあちゃん犬です。
熊本地震の夜に飼い主さんは南阿蘇村で被災され、土砂に埋もれたところを救助されました。
長陽体育館の避難所にすぐに運ばれました。
ペレちゃんも一緒に。
でも建物には入れず、飼い主さんはペレちゃんと外に寝ておられました。

4月の末に、廃校になった中学校に、ペット同伴者専用の避難所が出来ました。
長陽体育館からペレちゃん一家はそこに移られ、
パーテーションで仕切られたスペースで生活されていました。
誰かが起きると目が覚めてしまいます。
部屋が同じではどうしても。

5月の20日あたりに、前触れもなく、ほとんど秘密裏にといってもよいくらいに、廃校避難所は閉鎖されました。
それに伴い、となり町の宿泊施設にペット同伴者は受け入れられて、今は落ち着いて、暮らされています。


ペット同伴の方も、きちんと避難できるような社会でないとなりません。

ペレちゃんはとてもデリケートです。
皮膚も、心も。

穏やかで賢い、無駄吼えのないわんちゃんです。

おとうさんおかあさんと暮らしたい、最期まで、いっしょに。

元からここはペット連れのリゾート施設ですので、居心地は抜群。

シャワーもあるし、トリミング台もあり、
専用の洗濯機もある。



ドッグランも完備。

でも、こちらには2ヶ月しかいられず、
7月の末には出なければなりません。

ご自宅はもう住めません。

菩提寺のある京都に転居したいと、京都の
公営住宅への入居を望まれています。

京都は、熊本の被災者にたいし、数十の住宅を提供されています。が、ペットの受け入れがどうなるか。

京都の市議会議員の大道先生にご相談しております。

日本中の自治体で、柔軟に、被災者の同伴避難が受け入れられていくようでありますように。


ペレちゃんを見守ってこられた阿蘇市の被災犬猫サポーターのAINSさんから、ペレちゃんのことを相談されました。

AINS代表の水田さんとは、先月に、阿蘇市の対策本部を訪れて、ペット同伴避難場所の確保を一緒に要望しました。猫の捕獲機をお貸ししたりもあり、被災動物について連絡をとっています。

またご報告致します。

by おかめ

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