センター引き出し筑西クリス、預かり様のもとへ

クリスは、筑西から捕獲されて笠間の動物指導センターに収容された犬で、筑西の方から収容直後に「可愛がっていたのに繋いでいなかったからセンターに持っていかれた、命を助けて」と保護依頼があり、CAPINが窓口で引き出すこととした犬です。


ほかに筑西市半谷の耳ピンの茶色い犬も、クリスといっしょに引き出すことを依頼されていたので、私はセンター職員さんに、この2匹の捕獲場所と特徴をお伝えし、どの子かを書類で確認し、2匹はいっしょに28日のお迎えの予定です、とそうセンターに伝えていました。

ナナさんが、21日、引き出して下さった常総犬のなかに、クリスが混ざっていました。それに気づかずにおりました。

28日、センターに出かけ、筑西の依頼者さんを乗せて、会員みよちゃんとともに、2匹を迎えに行くと、引き出し予定の犬2匹はいませんでした。

1匹はクリス。
もう1匹の耳ピンの子は、すでに殺されていました。

どういった連絡ミスがあったかわかりません、もうこの世にはいなくなっていたのでした。

依頼者さんもくちびるを噛みしめていました。生きるチャンスが、奪われてしまった。

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クリスは、本来なら筑西の依頼者さんのもとで大切に飼われるべきでしたが、彼には飼育困難と判断しました。

こりゃダメだよ、お父さん!

すでに依頼者さんが抱えている犬5匹の飼育現場を早朝に見せてもらって、とても飼える環境にないとわかりました。5匹の避妊去勢はこちらで年明けに行うことにし、また、小屋や毛布を置いて環境を整える手助けをすることにしました。


そういうわけで、クリスは筑西でなく、おかめ保護犬となりました。

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29日午前中に、預かりボランティア様のゆかりんさんが、シェルターにクリスをお迎えに来てくださいました。

クリスの可愛い写真とともにご報告文を送って下さいました。

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外でしか排泄しないとのことでしたので、家に入れる前にちょっとだけお散歩しました。


しきりに外を眺めていました。家にいるより散歩したい！って感じです(*^_^*)


お利口さんに待ってます。初めは色んな物が気になってソワソワしていましたが、今は落ち着いて、丸くなって寝ています。

ひとまず私の部屋で過ごしてもらうことにしました。日中暖かい時などは外に用意していた居住スペースで日向ぼっこをしてもらう時もあるかもしれません。

短い間ですがクリスに快適に過ごしてもらえるよう努めたいと思います。




ありがとうございます。
クリスはこのあと、品川の預かり様のもとへ移動する予定です。

皆様に感謝します。

byおかめ