ワーキンググループの最後の会議開催は、今年2017年1月でした。
3月末より、世話の軽減のために、古い市道にドッグランの準備をしていましたが、建設途中で中断し、その対応のためにもワーキング会議の緊急開催が急がれていました。
特に、7月に坂手のシェルターが使用禁止になって、犬たちをCAPINで引き取ってからは、新たな施設が必要となり、ワーキンググループでの話し合いが急がれておりました。
常総市さんの準備しているというシェルターの場所や施設に関して、こちらでも要望して参りましたが、話し合いの場がないまま、常総市さんが独自に建設を進められてきました。
11月になって、屋根もついた施設を初めて拝見しました。
常総市の新しいシェルターの建設が現在進められておりますが、建設の進め方について疑問があります。
ワーキンググループで運営しているシェルターですのに、なぜ会議や話し合いをせず、シェルター建設が一方的に進められてしまっているか。
現在建設が進められているシェルターについて、実際に運営する者の立場から、要望がさまざまにあります。毎日のお世話に関わるボランティアさんたちの意見をまとめるために、私たちは集まって話し合い、ボランティアの総意として、会議に提出しました。
1月28日開かれました常総ワーキンググループ会議のご報告を常総チームのコペンさんがまとめて下さいました。
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11月25日(土曜)に打ち合わせで決まった要望事項を紙で市と県に説明しました。
市は我々の要望事項に対して、既に計画をしているものもあり、されていないものに対しても、予算もみながら出来るだけの対応をしていくと前向きな姿勢でした。
中村議員は「シェルターの工事を始める前に要望を聞くべきだった」
石川議員は「殺処分0と打ち出しているのだから県も関わるべき」と心強い発言をされておりましたが、一方、県はセンターも欠席、前向きな発言も殆どありませんでした。
◆センターに資材供給を協力するよう再度要請を行いました。
(脱走防止のためのフェンス等の打ち合わせをこのワーキンググループの会議でセンターと市とCAPI Nで行う予定だったのですが、センターからは職員おひとりも参加されませんでした。)
◆シェルターの完成予定は2月(市)との説明がありましたが、今回、こちらが改善を求めた屋根材の変更やパーテーションの整備があるため、まだ時間がかかるかもしれません。真夏には耐えられないような素材の屋根。日曜大工や工事に詳しいシェーキーさんや八間堀さんも発言して下さいました。
◆収容する犬については、こちらの意見と県の意見とにズレがあり、結論には至りませんでした。
◆次回の会合予定は年末から年明け頃を予定(県)
◆ワーキンググループ会議の開催を求め続けて、10ヶ月経ち、今回やっと開催に漕ぎ着けました。
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2年前からお世話になってきた、中村やすお議員。
力強い応援をありがとうございます。
今回は石川議員も駆けつけて下さいました。
殺処分をなくす。
1頭も殺さない。
小さな町からの発信。
税金を殺すのでなく生かすために使う。
小さな命を重視する、住民自治を実現したい、と
立ち上がった常総市民の要望を前に、
茨城県の姿勢が今こそ問われています。
本来、動物行政は中核市以上の、政令指定都市や都道府県が行います。常総市だけに問題を押し付けることは出来ません。
また、常総市はじめ市町村も、県だけに押し付けるわけにはいきません。登録や予防接種など、住民に寄り添った業務を行う市町村では、迷子の返還は地元警察と連携することでより効率よく進めていかれますし、命の授業による啓発は、地元学校や教育委員会と連携をはかれます。
県と、市と、民間NPO、それから心ある獣医さん。
殺処分ゼロの精神を、本当に地域に根付かせていくなら、この確固としたネットワークが必要。
常総では、私たち、死にもの狂いで、やっています。
by 鶴田おかめ
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11.28 常総ワーキンググループ会議が開催されました
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