CAPINでは、つくば市の地域猫エリアで、
2010年から飼い主の不明な猫を手術して管理しています(TNR)。
これまでに手術した猫は150匹以上にのぼります。
具合の悪い猫はシェルターで保護、また子猫を中心に里親譲渡も行っております。
地域猫活動は3つのエリアに分かれており、
それぞれの場所にフード供給スポットが10個前後あります。
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寒さが募ってきました。
今日は、去年11月初旬に、Iエリアで保護した3匹の、その後をお伝えします。
くちょ
今、ここにはくちょが1匹だけいます。
去年の11月初旬まで、くちょの他に3匹の猫がいて、4匹で仲良くしていました。
保護した3匹は、ほぼ同時に体調が悪化しました。
急に寒くなり、高齢の為、風邪をこじらせたのか……
もちょ(オス)
元気がなく、何も食べられないようでした。
プリンセッサ(メス)
目は半開き…
よだれがタラリ……
プリンセッサを保護に出直したところ、プリンセッサが見つからず
2~3日捜しました。
どうやら、その間コンテナの後ろの藪のなかで、迷子になっていたようです。
目脂等で、目も鼻もふさがり、方向感覚がなくなってしまったのでしょう。
結局は、プリンセッサからでてきてくれました。
車を止めた横が坂になっています。
きっと、車のドアの閉開の音を頼りに、藪から脱出、そして坂を転がるようにして
車のタイヤに体があたり、止まっていました。
私が気付いたときは、なにか車にあたった音がしたので
見ると車のタイヤの横にプリンセッサが横たわっていました。
ムーミン(オス)
ムーミンも上の2匹と同じような症状でした
ムーミンは、捕まえようとすると逃げてしまいました。
最後は逃げる元気もなくなり、保護できました。
入院治療中の3匹
もちょ
前脚には腫瘍も出来ていました。
プリンセッサ
プリンセッサの体中、特に目、鼻、口に蝿の卵がついていたとのことで
病院の先生がきれいにとって下さいました。
ムーミン
暖かくて、気持ち良さそうです。
3匹は、2週間位して退院後、それぞれ預かりさんのもとに行きました。
残念ながら、もちょは、今年1月28日に亡くなりました。
皮下注射しています。
プリンセッサは、預かりさんのお宅で、見違えるように綺麗になりました。
ムーミンは、キャピンシェルターで、元気にしています。
こたつのなかです。
今はなき、もちょ(若猫のとき)
もちょは、穏やかでやさしい性格でした。
「僕を見守ってくれた皆さん、本当にありがとうございました」
「今度は、天国から僕が皆さんを応援します」
「皆さんに、たくさんの幸せが訪れますように …… 」
(by ジャスミン/掲載・ぷう)
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