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Channel: CAPIN(キャピン)公式活動報告
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繁殖屋を再度通報しました(3)3.7 エンジェルズ林さんが駆けつけてくださいました

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音芽


交通事故による脳の障害で、くるくる回転してまっすぐ歩けない、音芽ちゃん。
お掃除と新聞敷きが日課。
ぶつかっても大丈夫なように、クッションを壁に貼り付けています。ときどきガムテープで修繕。

人が大好きで、声をかけると嬉しくて、チャカチャカと足を踏みならし、ダンスするんです。
それを隣のムサシが、また嬉しそうに覗き見しています。


朝の犬散歩で始まる一日。


マルモもしっぽが上がってきたし。



福さん。

常総ボビーの里親様です。

散歩とごはんの後には、
お掃除、お掃除。
毛布は素手で触り、濡れていたら洗濯、交換して。

チコリんさん




モコリンさんが、新聞紙を運び入れてくださいます。
新聞紙がありがたーい。

犬の個別健康管理ノートに、記録つけ。


洗濯機まわしたり、皿を洗ったり。

チコリんさんは、人のおトイレ掃除中。

拭き掃除。




昼シェルター。


枝さん、クッキーさんたちと、犬をドッグランへ。


今日は、大吉、次郎吉、シーバ、若葉、ダイヤ、イチゴを遊ばせました。

どんなに楽しんだでしょう。
シーバ、貫禄すら感じます。ひとりで泰然と、みなを眺めたりして。


手術から帰った福島猫2匹。
八間堀さんがお迎え、シェルターにて受け取り。
退院して、おかめ宅に入ります。
felvもfivも陰性でした。黒はオス、雷らいくん。
黒白はメス、風子ちゃん。




宇部コペンさん、ダイスケとコタロウのお世話に来てくださいました。

そして、お客様がいらっしゃいました。

エンジェルズの林俊彦代表と奥様でした。

動かぬ柴犬の繁殖屋のことで、林様にご相談していました。

2年前、京都でブリーダー崩壊76頭が発生し、公明党の大道市議からご相談を受けたとき、犬猫救済の輪結様にご相談しましたら、これを解決できるのは、滋賀のエンジェルズ林さんほか居ない、と言われ、お力にすがったのでした。

2日くらいで全頭引き上げる実働力。
あのときも救われ、そして今回の柴ブリーダーの件をご相談。


この日、林様は茨城県に駆けつけ、繁殖屋との交渉が始まりました。




以下、林様のブログより。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆

有事の際、災害が起きましたら、
人が被災地から避難するように、シェルターから犬が逸走します。
不妊手術をしていない場合、確実に、1年後には、数倍の数となって、存在してきます。
東北地方の大震災の時が、そうでした。
震災後の翌年には、福島県の被災地には、登録頭数の倍以上の犬が放浪していましたから…。

逸走した犬たちは、人馴れしておらず、群れを組み、人を見ると、威嚇してきました。
人を襲う可能性は否めません。
人間の存在を知らない野犬ですから、当然です。

だからこそ、不妊手術が重要となってくるのです。


我が国の動物行政を先進国並みにするには、
以上の様な観点から、飼養管理をすべきであり、
これらを無視した動物行政は、誤った方向を向いていると、気付くべきです。

今、法事国家である日本の動物の監督官庁である環境省に、この現実を通報し、
適切な判断を仰ごうと、作文中です。

どこまで動いてくれるのかは不明ですが、
当時の室長さんは、良い人で、
動物虐待、ブリーダー崩壊現場の写真を持参し、説明した後、

環境省の中央審議会には、ペット産業界の方ばかりで、
利益優先が走り、動物、特に犬猫の活動に、向いていない。
愛護団体の第一戦にたたれているエンジェルズの代表を招へいし、意見を聞こう。
と、私をメンバーに推薦して頂いた件がありました。

が、
満場一致で、
現場の声は要らない。

会議後、室長から電話が有り、
「ごめんなさい、私が、甘かったです」と。

でも、何かを変えたい一心で動いてくださった。
こちらこそ、ありがとう。でした。

その後、
東北地方の震災時に、放浪していたペットや野犬の捕獲事業企画で、事業者の入札が
環境省に於いてありました。

現場の最前線に居た私は、お国の為なら、と事業計画書を作成し、
ありとあらゆる計画を考え、放射能汚染地域内での捕獲計画案を作成し、申請しました。

書類選考から、2次面談までの間、
関西から霞が関に走り、
企画の説明を行いました。

愛護団体の企画は、エンジェルズの他、1件のみでした。

(その1件は、当会CAPINです。私鶴田も法人として、企画コンペに参加しました。が、出来レースで、自然環境研究センターが落札しました。)

その他は、レスキュー経験もない、ペーパーカンパニー的な所ばかり。
よし、うちに決まるな。と、思ったぐらいでした。

ところが、
開札結果は、何とか自然研究所という所に決まり、
実際のレスキュー活動は、各被災地の行政、保健所の職員が動いていましたね。

面談時に、当時の室長さんが居られて、
「代表、本気でやるのですか?」

「当然ですよ、一日も早く、救い出し、安全な場所で飼育管理をしてあげたいのです。」

こんな会話をした歴史がありましたが、…

これも、当時は、真っ直ぐな感覚で物事に対峙していたので、正義は真正面。といった感覚でした。

入札された研究所は、環境省の天下り団体で、と聞いたのは、その後 でしたね。

国民を、馬鹿にしているのか!
と当時は、思いましたが、
昨今の政治家のスキャンダラスな不祥事を目の当たりにすると、

あの時の入札なんて、そういうことか。
真っ正直に取り組んで、被災地の犬猫を救おうなんて、
バカが考えることだな。と、思い知って、

それからは、政治にも官にも、誰にも左右されない団体になろうと、思い直したもんです。

今は、何処の行政、自治体に行っても、
言いたいことは、歯に衣を着せずに、どしどし、言うし、
嫌われようが、お構いなし。

好かれようなど、微塵もない。

目の前に居る犬猫を、不幸な環境から、救うのみ。

先だっても、愛知県に出向き、
処分決定が出ていた犬たちの監房棟に行き、檻の前に立ち、じっと、見ていた。
奥から、ダックスと柴犬が寄ってきた。

しばらく、匂いを嗅がせて、
危険犬ではない。

職員さんに、この2頭を、出します。
手続きをお願いします。

それから、2時間、
揉めてもめて、

愛知県知事に連絡してくれ。
現場で、言い放ち、結果、お偉いさんが電話口に出られて、押し問答した結果、
代表の熱意は、十分に理解した。
引取をお願いします。

と、なったが、初日から、揉めたものだから
その後は、向こうから保護しに来てください。とは、言ってこない。

でも、いい。
2頭が救えて、2ヶ月後には、幸せ切符を貰えて、今では、大事な家族の一員となり、
地獄から天国に居ますよ。

何を書いてきたのか、忘れたが、
要は、
動物愛護活動をやる以上、
中途半端な、事はやるな。!

誤った方向に行くな。!

行政も、襟を正せ。!!

と、言いたい。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以上、エンジェルズ林さんブログより

林さん、こうして、3月7日に滋賀から駆けつけてくださいました。

林さんは、定期的に、茨城県動物指導センターから、数十の犬を引き出してくださっています。
この日もたくさん滋賀のエンジェルズシェルターへ運び出されました。

尊敬申し上げ、また、心より、感謝申し上げます。


by 鶴田おかめ


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