3月15日、
常総で捕獲されたワンコ2頭をセンターから引き出しに
小間使いが行ってきました。
引き出した2頭はのちに小春(♀)と日菜(ひな、♀)と名付けられました。
今日は、そのうち小春さんのお話です。
センター内で犬たちは、首輪をつけずに大部屋でフリーになっています。
ですから、センターから引き出すとなると、
首輪とリードをつけてもらってケージに入れます。
この時、担当の男性2人がやるのですが
小春さんは、それが怖くて怖くて
ウ〇コしちゃいました。
(あー、私はそれを踏んでもた)
ともあれ、
車に載せました。
シェルターに着き、ちょうど集団手術の日だったので
稲垣先生に血液検査をしてもらいます。
血を採るので押さえていなくてはなりません。
そうっと、抱いてみます。
おっ、咬んだりしないねー、
-と、みんなで感心しつつ、
小春が逃げようとするので、
みんなで、ギューッと押さえます。
す・る・と、
あ、
ウ〇コした...。
私を含めボラのみなさんはキャーキャー言って
服についたとかつかないとか、ちょいパニック。
ちなみに、
稲垣先生は平然。
和尚さんは黙々とウ○コの掃除。
(和尚さん、いつも有難うございますぅ~)
なるほど...
わしらには、咬むよりウ〇コの方が効果あるかも。
そして、
翌日の朝犬、
嫌がる小春を無理やり連れ出してみました。
ヤダ。
動きません、絶対★
というわけで、
ここで散歩終了★
テコでも動かないので、
しゃあないなー、抱っこして犬舎に帰るか。
よっこいしょ★ ←抱っこの掛け声
す・る・と、
ワー、ギャー、抱っこしたらウ○コした~。服についてもた~★
(小間使いは学習しませんな...)
そんな感じで、散歩終了。
この日の散歩距離は15mでした~。
数日後、
おかめさんが小春と日菜(一緒に引き出したワンコです)を
一緒に散歩させてた。
この時すでに、小春はテコでも動かん★モード。
(手前は、よい子の日菜です)
そんな小春のことは気にもならないおかめさん。
日菜:早く散歩に行こうよぉ~
あ、やはり...
抱っこでお帰りでした~。
日菜:ねえ、お散歩は~(II)。
小春、この日の散歩距離は、50mですな。
その後、小春は散歩距離を伸ばしていきますが
やはり、途中で動かなくなるようで
そうすると、抱っこして戻らないといけない距離もどんどん長くなります。
それではボラさんが大変だというので
Kさんが用意したのがコレ:
散歩の途中で動かなくなったらKさんに連絡!
駆けつけたKさんは小春をこれに乗せて帰るそうです。
(こんなもん、どこから持ってきた?)
さて、
小春を引き出してから2週間後、
また小春を散歩させる機会がありました。
普通に歩いて(あらま)
他の犬とすれ違い
景色なんぞを見て
八軒堀さんは、
小春は絶対いい犬になります、と予見してましたが
そうかもね。
でわ、また♪
M
追:
本日は食事中の方には申し訳ありませんでした。
コワイ時、唸ったり咬んだりせずに、
ウ〇コしちゃう。
これ、人呼んで「びびりウ〇コ」。
小春は人馴れしておらず、生まれながらの野犬です。
野犬、と聞けば、「危険」の2文字が頭に浮かびます。
でも、
咬まずにウ〇コ...
いったい、どういう風に遺伝すれば、
こんな平和な性格の犬が生まれるんでしょうかねぇ。
平和の国の平和犬。
そんな言葉が浮かびます。
鉄砲撃たずにウンコ投げる平和国。
最新兵器は下痢便だっ!
誰かそんな絵本書いて!
(いや、ぜんぜん売れないと思う by読者)