お久しぶりです、あの日のボクです。
おかげさまで、元気にしています。
て、誰やねん!
と思った皆様、爽やかなツッコミをありがとうございます。
約1年前、我が家で預かり中だった犬ボーノ(今はシェルターです)が散歩中に発見した、
瀕死だった野良猫「レオ」でございます。
猫ちゃん記事が最近少ないものの、今の私に書けるのはレオの事ぐらい…
ということで、1年経過したこともあり、
そう言えば、あの時のあの子どうしたかしら?と思って下さる記憶力の良い読者の方もおられるかもしれないと、
図々しくもCAPINブログ番外編ということで、近況を報告させて頂きます。
「ボーノとマーブルとレオ」>>>
「ボーノ&マーブル&レオ その後」>>>
ドロドロに汚く膿にまみれ、意識もない行き倒れから復活したレオ。
現在、実家でお世話になり、三度のメシよりかーさんが好きという激甘生活を送っています。
久々会う私に向ける、アサシンのごとき鋭い視線。
母親への目線は、空気中にハートが浮かんで見えるラブラブ熱視線。嫉妬だわ…
保護時、鋭い眼光でレオなんて名付けちゃいましたが、実態はむしろヘロヘロの「与太郎」だそうです。
歯が悪くて、お口が痛くて上手に食べられず吐いてしまうことも。
こんなものが落ちていた!寄生虫かしらっ!?と母親から、白くて細長い小さな物体の写真。
そうかもしれない!と、謎の物体を持参し病院に走ったところ、
先生「これはシラスです」
…ウエットフードに入っていたシラスでした。
そんなエピソードも与太郎っぽいレオですが、全身状態も良くなったので去勢、同時に悪い歯を抜去。
エイズ陽性でシニアのため色々ありますが、彼なりに元気に過ごしております。
コワモテなのに怖がりで気が小さくて、
しがみついて離れないくらいかーさんが大好きで甘えん坊なのに、1人ぼっちで行き倒れていたレオ。
顔の大きさに比べ体が小さく、目には幼少時に栄養状態が悪かった猫に多いという炎症の跡が残ります。
気弱な「与太郎」がお外でどんな波乱万丈な猫生を送ってきたのか…
それでも最後の最後で、渡りかけていた三途の川を起死回生のUターン!
最愛のおかーさんとも出会い、まさに猫生のボーナスステージGETです。
とはいえ、レオの幸せは実家で受入れてくれたこそ。
亡くなる寸前を引き戻して、自分の家でちゃんと面倒をみられる状況でないのに緊急保護したことについては、
今でも自省を込めて色々思うところがありますが、
元気になってくれたレオのお陰で、迷いはあったけどあの時保護したことは間違いではなかったのかな、と思えるようになりました。
「生きてさえいれば、未来があるさ!」
絶体絶命のピンチが生きるチャンスに変わったレオには、そんな風に言われているような気がします。
保護された子たち、センターから引き出してもらった子たち、
皆がピンチを越えてこれから新しい日々を生きていく、幸せになるための未来が待っているはず。
レオを見つけたボンちゃんにも、保護っ子のみんなにも、そんな未来が必ずありますように。
ボーノ「復活といえば、頑張ったボクのこともお忘れなく…」
(byドラメイ)