犬猫救済の和さんブログより、転載させて頂きます。
☆茨城県は、パルボの救命措置をお願い致します
茨城県動物指導センターに対し
パルボ感染が疑われる犬達の速やかな救済措置をお願いするとともに、安易な殺処分が再開されたことに抗議します。
私達は茨城県動物指導センターの登録譲渡団体として、この度の、センター内でパルボが発症、感染拡大していること、それをきっかけにして、安易な殺処分が行われていることを憂慮しています。
パルボは、適切な治療で救命率も上がりますが、現在のセンターの状況では治療が殆ど行えていないということです。
収容犬の治療は占有者としてのセンターの義務でもあります。
現状の様に感染病犬も健康体も一緒に収容し適切な医療が施されていない状況では、ワクチン追加接種を行っても、まだまだこれからの二週間でさらに犠牲が増える可能性があり衛生管理上からも動物福祉上からも現状のような命の扱いがあってはならないことと考えます。
そしてパルボの症状のない犬にまでも、餌に薬剤を入れて殺処分しているということです。
6月22日の情報で30頭が殺処分となっています。
ワクチンを全頭接種したにしては、いかに抵抗力が弱まっていたからと言っても処分数が多すぎます。
ワクチンが一回でも接種してあるのならば、パルボは、インターフェロン等、早期に適切な治療を施せば救命の可能性が高まります。センターで適切な治療が行えていないのと同時に「間引き」殺処分が行われているのではないでしょうか。
このままでは健康な犬にも犠牲が増えていくことでしょう。
また、県は、この時期に、新たにガイドラインを作成したそうです。
いくつかの譲渡団体から「殺処分によってセンターの適正数を調整せよ」と強力な要望があり県がそれを承諾した結果との情報です。センターの収容数を70頭位にするために殺処分を行なうには、ガイドラインがなければ安易に殺処分したと言われかねません。殺処分をするためにガイドラインが作られたと私は感じてしまいます。
週明け発表があるそうです。そして公に殺処分が再開できるということになります。
生かすためのガイドラインであってほしいと願いますが、かなり無理があります。
私達は、殺処分による「間引き」ではなく、あらゆる入り口対策、出口対策を行って殺処分ゼロに向かうことを重ねて希望し協力してまいりました。
収容環境改善を議会でもお取り上げ頂き、茨城県動物愛護管理施策のあり方検討委員会からも動物愛護機能を備えた施設への拡充提言等もあり、茨城県動物愛護行政に明るい兆しが見えてきた矢先でした。
残念なのはこの間、過密化による不測の事態に備え、センター敷地内外への分散収容や個別管理の必要性をお願いしてまいりましたが、ご対応をはじめていただいていたものの間に合わずこの状況を迎えてしまったという点です。
あなたの家の、ワンちゃんが猫ちゃんが万が一病気になったり、パルボに感染したとしたら、治療しませんか。病院に行きませんか。知識を持てば二次感染は防げます。
全国、多くの場所にパルボウィールスは潜んでいます。外であっても、施設内であっても、感染の恐れはありえます。
犬にも猫にもパルボ感染は起こり得ることです。
そのたびに、適切な治療も施さず殺してしまうようでは、殺処分ワーストだった頃に戻ってしまいます。
弱い立場の命を救っていくという気概が求めらています。
茨城県は、パルボの救命措置をお願い致します。
令和元年6月23日
犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院 代表 結 昭子
茨城県動物指導センターに対し
パルボ感染が疑われる犬達の速やかな救済措置をお願いするとともに、安易な殺処分が再開されたことに抗議します。
私達は茨城県動物指導センターの登録譲渡団体として、この度の、センター内でパルボが発症、感染拡大していること、それをきっかけにして、安易な殺処分が行われていることを憂慮しています。
パルボは、適切な治療で救命率も上がりますが、現在のセンターの状況では治療が殆ど行えていないということです。
収容犬の治療は占有者としてのセンターの義務でもあります。
現状の様に感染病犬も健康体も一緒に収容し適切な医療が施されていない状況では、ワクチン追加接種を行っても、まだまだこれからの二週間でさらに犠牲が増える可能性があり衛生管理上からも動物福祉上からも現状のような命の扱いがあってはならないことと考えます。
そしてパルボの症状のない犬にまでも、餌に薬剤を入れて殺処分しているということです。
6月22日の情報で30頭が殺処分となっています。
ワクチンを全頭接種したにしては、いかに抵抗力が弱まっていたからと言っても処分数が多すぎます。
ワクチンが一回でも接種してあるのならば、パルボは、インターフェロン等、早期に適切な治療を施せば救命の可能性が高まります。センターで適切な治療が行えていないのと同時に「間引き」殺処分が行われているのではないでしょうか。
このままでは健康な犬にも犠牲が増えていくことでしょう。
また、県は、この時期に、新たにガイドラインを作成したそうです。
いくつかの譲渡団体から「殺処分によってセンターの適正数を調整せよ」と強力な要望があり県がそれを承諾した結果との情報です。センターの収容数を70頭位にするために殺処分を行なうには、ガイドラインがなければ安易に殺処分したと言われかねません。殺処分をするためにガイドラインが作られたと私は感じてしまいます。
週明け発表があるそうです。そして公に殺処分が再開できるということになります。
生かすためのガイドラインであってほしいと願いますが、かなり無理があります。
私達は、殺処分による「間引き」ではなく、あらゆる入り口対策、出口対策を行って殺処分ゼロに向かうことを重ねて希望し協力してまいりました。
収容環境改善を議会でもお取り上げ頂き、茨城県動物愛護管理施策のあり方検討委員会からも動物愛護機能を備えた施設への拡充提言等もあり、茨城県動物愛護行政に明るい兆しが見えてきた矢先でした。
残念なのはこの間、過密化による不測の事態に備え、センター敷地内外への分散収容や個別管理の必要性をお願いしてまいりましたが、ご対応をはじめていただいていたものの間に合わずこの状況を迎えてしまったという点です。
あなたの家の、ワンちゃんが猫ちゃんが万が一病気になったり、パルボに感染したとしたら、治療しませんか。病院に行きませんか。知識を持てば二次感染は防げます。
全国、多くの場所にパルボウィールスは潜んでいます。外であっても、施設内であっても、感染の恐れはありえます。
犬にも猫にもパルボ感染は起こり得ることです。
そのたびに、適切な治療も施さず殺してしまうようでは、殺処分ワーストだった頃に戻ってしまいます。
弱い立場の命を救っていくという気概が求めらています。
茨城県は、パルボの救命措置をお願い致します。
令和元年6月23日
犬猫救済の輪 TNR日本動物福祉病院 代表 結 昭子