つくにゃんH・Ｏエリア

ＣＡＰＩＮでは、つくば市の地域猫エリアで、
2010年から飼い主の不明な猫を手術して管理しています（TNR)。
これまでに手術した猫は150匹以上にのぼります。
具合の悪い猫はシェルターで保護、また子猫を中心に里親譲渡も行っております。
地域猫活動は３つのエリアに分かれており、
それぞれの場所にフード供給スポットが10個前後あります。

･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆ﾟ

今回はH.Oエリアのオスメンバー3匹についてお話させてください。

１匹目は「しんちゃん」
しんちゃんは、白茶のイケメンにゃんこ。

長い間つくにゃんとして過ごしてきたしんちゃんですが、
2017年冬、沢山の鼻水やくしゃみが出たり、食欲が落ちたりしたので、寒い冬を越すために保護をしました。
暖かいところで過ごすことができ、鼻水が収まり、食欲も出てきて、元気に過ごしていました。

しかし、大変残念ですが、今年の3/22(金)夕方に天国へ。

確実に10才は越えていたと思います。(15才位になるかもしれません)
地域猫として大変長生きできました。
しんちゃんと関わってくださった皆様に感謝です。
天国で奥さんと仲良くしてね。

２匹目は「茶々丸」
茶々丸は2017年秋から見かけるようになった猫で、元々耳カットがある子でした。

人懐こい性格でとても食いしん坊。

しかし、会えないことが多く、去年は私は会えず
今年２月に久しぶりに会った茶々丸は後ろ左足を引きずっていました。

すぐに茶々丸を捕獲し、病院で診察してもらいました。
後ろ左足に骨折はなかったですが、何かに挟まれていたような跡がありました。原因は不明。

リンパの流れがやや悪くなっているものの肉球の色も良く血流は良好であること、
後ろ左足の筋肉は減っているが地面に付けてはいること、
食欲もあり毛並みもいいこと。
これらのことから、再リリースしても問題ないと診断いただきました。
頭にダニがいたので、ダニを取っていただき、ダニのお薬を付け、リリースしました。

「やっと解放されたにゃ～」と言わんばかりの毛繕い。

あまり歩かせずに栄養状態を良くすることが回復の近道とのことだったので、

茶々丸が良く居る場所にごはん場所を設け、皆で様子をみてきました。

それから3ヶ月が経ち、以前よりは足を引きずることもなくなり、走ることもできるようになってきました。

食欲もあり、毛並みも良いです✨

どこまで回復するかわかりませんが、見守って行きます😌

３匹目は「ピノくん」

ピノくんもとても人懐こくて、いつも「焼きかつおちょうだ～い🎶」という感じで走って寄ってきてくれます。

しかし今年６月中旬、ピノくんはびっこを引くように寄ってきました。
左後ろ足を地面につくことができない様子。
痩せて毛づやもなくなっていました。

これは大変と、すぐに病院に連れていきました。

どうやら、ケンカでピノ君が逃げたところを後ろから噛まれたようです。
2週間効く抗生剤の注射、補液とノミダニ駆除薬をつけてもらいました。

獣医さんが怖かったようで、戻ってきてリリースしたら、そそくさとどこかに行ってしまいました。

ピノくんが早く元気になれるように、これからもしっかりと見守って行きます。

最近はどんどん暑くなってきて、にゃんこ達にとっても、お世話をする学生サークル、キャピンのボランティアにとっても厳しい季節になりますが、
これからもしっかりと毎日シフトを組み給餌・清掃などのお世話していきます。

最後になりましたが、
いつも優しく見守りご支援くださる皆さまの愛情に支えられ
つくにゃんたちは今日も元気に暮らしていけます。
これからもどうぞよろしくお願いします！